2019年04月10日

妊娠中になりやすいカンジダ膣炎

こんにちは  しんしろ助産所ですhiyoko_02


女性なら誰でもかかる可能性のあるカンジダ膣炎。
妊娠中は普段以上にかかりやすくなります。

もともと口や皮膚にある常在菌の一種で
カンジダという真菌が原因。
普段は何も影響はありませんが、
免疫力が低下した時などに増殖して
症状を引き起こします。

妊娠中になりやすいのは
ホルモンバランスの変化で膣内環境が変わることや、
汗をかきやすく蒸れやすいこと、おりものが増えたり、
つわりなどで体力が低下しやすいことなどが要因です。

陰部のかゆみや腫れ、
酒粕のような白いおりものが特有の症状です。

出産時に産道で赤ちゃんに感染する可能性があり、
鵞口瘡やオムツかぶれを起こすことも・・・

症状が見られた際には
我慢せずに、かかりつけ医iconに相談しましょう。
膣洗浄や膣錠・軟膏の処方などにより
多くは数日で改善します。

あわせて、患部を清潔に保つことも必要です!
・石鹸でゴシゴシ洗うのは逆効果です。
 お湯でやさしく流しましょう。
・おりものシートによる蒸れやかぶれで
 かゆみや腫れが起こることもあるので
 通気性のよい下着をこまめに取り替える方が
 よいかもしれません。

そして、大切なのは
カンジダ膣炎は何度か繰り返すことがあるため、
症状が改善されたからといって途中で治療をやめないこと。
赤ちゃんのためにもしっかりと治して、出産に備えましょうねflower01
  


Posted by しんしろ助産所 at 15:55Comments(0)お産