2019年05月14日

助産学科の講義

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


昨日助産学科の講義に行ってきました。
助産師になるには看護師免許を取得してさらに1~2年、
助産師の教育機関で学ぶ必要があります。
助産師になるための基礎科目から
専門知識、実習・演習などカリキュラムは多岐にわたります。

助産師は生命の誕生に携わる仕事ですが、
役割はそれだけではありません。
妊娠、出産、育児、性など女性の一生を支え、見守る専門職です。
私の講義の科目は ”女性のライフサイクル”
内容は、リプロダクティブ・ヘルス/ライツの概念に始まり
思春期から成熟期、更年期、老年期と各期における特徴や疾患、
健康問題の援助方法、不妊やDV、月経障害など
現代女性に特別な支援を要する健康問題などを伝えます。

助産師として、そして同じ女性としてそれぞれの健康問題を理解し、
どのような援助をしていくかを、学生たちが主体的に考え、
学び取ってくれるよう講義内容を考えています。

昨日は3回目の講義でした。
学生さんたちの顔も少しずつ覚えて、ちょっと慣れてきました。
拙い私の話でも真剣に聞き、メモをとり、
目標に向かって突き進んでいる状況がよく分かりました。
この1年は忙しく、大変だと思いますが頑張ってほしいと思います。

新城市内には、公設の助産所があること、
そして助産師の養成教育機関があること、
助産師の仕事の内容やその活動状況など、
地域の皆様にご理解いただけると嬉しいですicon

今年度の後半には助産学生たちがしんしろ助産所にも実習に来ます。
その際にはどうぞよろしくお願いします。
  


Posted by しんしろ助産所 at 16:04Comments(0)その他