2019年05月15日

子どもの症状の伝え方

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


病院受診の際、
自分でまだ症状を言えない子どもにかわり
親が伝える場面が多々ありますが、
症状の伝え方で困ったことはありませんか?

いざ診察室に入ると
話す内容を忘れてしまったり
こんなことを聞いてもいいのかな、とか
伝えたいことがうまく伝わらない…など
もどかしい時もありますよね。

伝えたいことを漏れなく伝えるためにも
受診の前に、普段の様子と比べてどこがどう違うのか、
食欲や摂取状況、遊び、睡眠、排泄の回数や量、
性状などを振り返り、まとめておきましょう。


また、
「入浴の後に全身に発疹が出た」
「便の色がおかしかった」
「寝ている時に呼吸が苦しそう・変な咳をする」
など、常にはない症状を伝えるのも難しいものです。
そんな時は携帯電話のカメラ機能を活用しましょう。

発疹は時間とともに変化しやすいため
いつ、どのような状態で出たのか、
どのように変化していったかなど
経過や状況とともに
写真を見てもらうと伝わりやすくなります。

便の性状も、実際にオムツを持っていく方法もありますが
感染性の場合や、時間経過によって色が変色する場合も考えて
写真に残しておくと安心です。

咳にもさまざまな種類があり、
音や呼吸の様子が特徴的なものもあります。
上手く説明できない咳の音や呼吸音も録音・録画し、
見てもらうことで診断がつきやすくなります。


「いつもと違う」「何かおかしい」
というお母さんの直感が
診療の参考になることがよくあります。
初対面では普段の様子がわからないことで
伝わりにくいこともあるかもしれません。
普段との違いがあれば 遠慮せずに伝えてみてくださいねflower01



  


Posted by しんしろ助産所 at 16:40Comments(0)健康