2019年09月13日

赤ちゃんの利き手

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02

「うちの子左手ばかりで色んな物をつかんだりするのですが、
左利きですかね?」 
と相談を受けることがあります。


生後6か月頃になると、おもちゃahiruなど
手を伸ばして物をつかんだり、手や指をよく使うようになります。
その時に左が多かったりすると気になるかもしれません。

でも、この時期の赤ちゃんは利き手はまだ決まっておらず、
近い方の手を伸ばしているだけなのだそうです。
今ではずいぶん左利き専用も増えてきましたが、
日本の書道はやそろばんなど右利きが有利なものもあるため、
心配になりますよね。


アメリカの発達心理学者の研究では、
生後8週~10歳までのこどもを対象の調査で
1歳ごろには両手を使い、2歳になると左右どちらかの手を主として使い、
3歳になると両方使うicon・・・等紆余曲折を経て、
4歳ごろに利き手が決まるという結果が出たそうです。
利き手が決まるのは予想以上に遅くiconきました。


左利きicon23も個性の一つ、昔ほど不便ではありません。
私の友人にも左利きの人がいますが、
左で字を書いて右で消しゴムを持って消したり、
家庭科では波縫いの運針を左右両方の手で行なったり、
さらに書道の筆は右で書いたりしていて、
驚くと共に器用でうらやましく思いましたicon


利き手がどちらかになるのは遺伝説や環境説など諸説あります。
無理に矯正をすることで手の発達を妨げることにもなりかねません。
その子の個性を伸ばしながら接していきましょうheart

  


Posted by しんしろ助産所 at 16:24Comments(0)こそだて