2019年10月02日
お腹の中の赤ちゃんの不思議
こんにちは しんしろ助産所です
以前、4~5歳くらいの子に
「お腹の中の赤ちゃんは何を食べているの?」と
聞かれたことがあります。
「ママがごはんを食べて栄養をとって、赤ちゃんにあげているよ」と
答えましたが、小さい子が不思議に思うのは無理もありません。
母親が食物から得た栄養が血液中に入り
胎盤を通じ、胎児が吸収しています。
それが胎児にとっての食事にかわるものです。
実際にお腹の中で胎児がものを食べることはありませんが、
口をもぐもぐさせたり、手や指を吸ったり、
羊水をごくんと飲んだりしています。
これは生まれてすぐにおっぱいを飲むための練習
お腹の中の赤ちゃんは生まれるまでを羊水の中で過ごします。
水の中にいることで外からの衝撃も伝わりにくく、
手足を自由に動かせることによって、
骨や筋肉の発達を促す必要な運動スペースの役割もあります。
妊娠の中期になると、お腹の赤ちゃんの腎臓が発達し、
おしっこも出るようになり、羊水中に排泄されます。
たまに「羊水の主成分は赤ちゃんのおしっこなの?」と
驚かれますが、胎児の尿は無菌で老廃物なども含んでいません。
炎症や感染を防ぐ抵抗物質を多く含み、早産の一因である細菌感染から
赤ちゃんを守っているすぐれものなのです。
羊水の量は赤ちゃんが出す尿の量と飲み込む量とのバランスで決まります。
通常は妊娠週数とともに増え、ピークに達したのちに
一旦減少して出産を迎えます。
妊娠中のエコー検査では羊水の量の測定もしており、
異常の早期発見にもつとめています。
近頃では、「胎児に味覚があるらしい」ということが
羊水に味を付ける実験で明らかになってきています。
20週くらいから味覚が出て甘い味を好み、
苦い味は嫌がるそうです。また塩味には反応が無いそう。
赤ちゃんが生まれてくるその日まで胎児の不思議を
調べてみるのもいいかもしれませんね

以前、4~5歳くらいの子に
「お腹の中の赤ちゃんは何を食べているの?」と
聞かれたことがあります。
「ママがごはんを食べて栄養をとって、赤ちゃんにあげているよ」と
答えましたが、小さい子が不思議に思うのは無理もありません。
母親が食物から得た栄養が血液中に入り
胎盤を通じ、胎児が吸収しています。
それが胎児にとっての食事にかわるものです。
実際にお腹の中で胎児がものを食べることはありませんが、
口をもぐもぐさせたり、手や指を吸ったり、
羊水をごくんと飲んだりしています。
これは生まれてすぐにおっぱいを飲むための練習

お腹の中の赤ちゃんは生まれるまでを羊水の中で過ごします。
水の中にいることで外からの衝撃も伝わりにくく、
手足を自由に動かせることによって、
骨や筋肉の発達を促す必要な運動スペースの役割もあります。
妊娠の中期になると、お腹の赤ちゃんの腎臓が発達し、
おしっこも出るようになり、羊水中に排泄されます。
たまに「羊水の主成分は赤ちゃんのおしっこなの?」と
驚かれますが、胎児の尿は無菌で老廃物なども含んでいません。
炎症や感染を防ぐ抵抗物質を多く含み、早産の一因である細菌感染から
赤ちゃんを守っているすぐれものなのです。
羊水の量は赤ちゃんが出す尿の量と飲み込む量とのバランスで決まります。
通常は妊娠週数とともに増え、ピークに達したのちに
一旦減少して出産を迎えます。
妊娠中のエコー検査では羊水の量の測定もしており、
異常の早期発見にもつとめています。
近頃では、「胎児に味覚があるらしい」ということが
羊水に味を付ける実験で明らかになってきています。
20週くらいから味覚が出て甘い味を好み、
苦い味は嫌がるそうです。また塩味には反応が無いそう。
赤ちゃんが生まれてくるその日まで胎児の不思議を
調べてみるのもいいかもしれませんね
