2020年11月19日

子どものO脚・X脚

こんにちは  しんしろ助産所ですhiyoko_02


子どもが1歳前後になって
よちよちと歩き始める頃から
脚の形を心配されることがあります。

この頃に心配されるのは
まっすぐ立った時に
両膝の間にすき間ができてしまう
いわゆるO脚という状態。

「このまま様子を見ていていいの?」
「病院で診てもらった方がいいの?」
と心配になりますが
ほとんどは「生理的O脚」といって
生まれてから2歳頃までは
O脚であるのが普通といわれます。


子どもの脚は成長とともに変化します。

2才頃まではO脚であることが多いのが
2才を過ぎると少しずつ自然に矯正され
3~6才頃には逆にX脚になります。

X脚は両足をそろえた時
両膝は揃っても左右のくるぶしの間に
すき間ができてしまう状態です。
これを「生理的X脚」といいます。
それを過ぎると、また自然に矯正され
まっすぐになってきます。

生理的なO脚・X脚は痛みもなく、
歩行などにも特に問題は見られません。


ただ、最近の研究で
「1才半から2才頃の子どものO脚は
ビタミンD不足が関係している」
ということが明らかになったのだそう。

異常の範囲ではないものの
O脚のない子に比べると
ビタミンDが不足しているため
日光に当たったり
サケ・サンマ・イワシ・しらすなど
食事からビタミンDを摂取するとよいそうです。


ほとんどの子が自然に治るといわれますが
程度が強い、左右差がある、転びやすいなど
心配がある時は医療機関iconで診てもらいましょう。

  


Posted by しんしろ助産所 at 13:33Comments(0)こそだて