2021年02月22日

おひな様

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


ここ数日、花粉症の人にはつらいですが
まさに春の陽気となっていますね。
「少し遅れたけど、2月のうちに!」と思い立ち、
わが家でも週末におひな様を飾りましたiconicon


意外に大変なのは
人形に持たせるそれぞれの道具。
誰がどこの位置に座って
何を持っているのか毎年写真を見ながら
悪戦苦闘しています。


おひな様は女の子の健康と幸せを願って
飾られることは知られていますが、
おつきの人たちには
それぞれどんな役割や意味があるのかな…?
と、ふと疑問に思い調べてみました。


「三人官女」は生活管理から雑務まで
女雛のお世話をする女官。
和歌や漢文のたしなみもあり、
優秀な女性のみがなれたそうです。
おひな様の婚礼においては
お祝いのお酒を注ぐ役割を果たしています。


「五人囃子」は元服前の少年たちで
宴を盛り上げるために太鼓や笛、謡を披露しています。
元気な子に育つようにと願いを込めて飾るそうです。


右大臣、左大臣と呼ばれる「随身(ずいじん)」。
向かって左の若い美男子が「右大臣」
右の年配者が より位の高い「左大臣」。
警護の役割を担い、今でいうSPです。


「仕丁(じちょう)」は庭掃除など、
御所の雑用をする従者です。
それぞれ「泣き」「笑い」「怒り」を表す三人上戸は
表情豊かな子に育つようにという
願いが込められているそうです。


子どもたちが小さかった頃は
「毛氈を引っ張らないか」
「人形を壊すのではないか」とヒヤヒヤしつつ
飾ったことを思い出します。


誰がどの人形を飾るかで けんかをしたこともあったし、
まだ上の段まで手が届かなかった頃もありました。


中高生の頃は学校が忙しくて
私一人で飾った時期もあったけれど
すっかり大きくなった今では即戦力。
昔の大変さが嘘のようです。


毎年、出したりしまったりは大変ですが
成長を感じる行事の一つになっていますflower01

  


Posted by しんしろ助産所 at 16:15Comments(0)その他