2021年02月01日

豆まきの際は気をつけて

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


明日は節分。
先日の記事で「豆まき」について書きましたが
今日は注意点について触れたいと思います。


昨年、保育施設での豆まき行事で
4歳児が窒息死する事故がありました。

このような事故を繰り返さないためにも
小さな子どもを持つ家庭では注意が必要です。

以前は「3歳以下の子どもに豆を与えない」
と言われていましたが
最近は「硬い豆やナッツ類等は
5歳以下の子どもには食べさせないで」と言われています。

なぜ、特に「豆やナッツ類」が危険なのでしょうか?


異物が気道に入ってしまう「誤嚥」。
小さな子どもは歯が生えそろっておらず、
飲み込む力も未熟なため、
食べ物をつまらせやすいのです。

加えて豆やナッツのように丸くて硬いものは
口腔内をすべりやすく、かつ吸い込みやすいため
誤嚥の可能性が高いと言えます。

また、「豆やナッツ類」は
水を含むと徐々に膨らむ性質があること、
油分が溶け出して炎症(肺炎)を起こしやすいことから
危険な食べ物と言われているのです。


幼い子どものいる家庭で豆まきをする時は、
●個包装のまま豆をまく
●新聞紙を丸め、豆に見立てる
などの工夫が必要です。

「無病息災」「悪鬼退散」の願いを込め、
日本の伝統を守りつつ、安全で楽しい節分を
お過ごしくださいねflower01
  


Posted by しんしろ助産所 at 16:29Comments(0)その他