2021年06月02日

手のひらの中のゴミ

こんにちは  しんしろ助産所ですhiyoko_02


生まれたばかりの赤ちゃんの小さな手。
ぎゅーっと握りしめていて
とてもかわいらしいですねicon
ただ、その手の中には
なぜかたくさんのゴミを握りしめています。


ほとんどの赤ちゃんに見られ
赤ちゃんあるあるのひとつともいえます。
それにしても、いつの間にどこで
そんなにゴミを集めているのでしょうか。


赤ちゃんは新陳代謝が活発なうえ、
手足が体温調節の役割もはたしているため、
特に握りしめた手の中は汗をかきやすい場所。


そして、手のひらに何かが触れると
手をぎゅっと握る反射が備わっています。
これを把握反射と言います。


赤ちゃんが握っているゴミは
寝具や服などに手がこすれたり、
ぎゅっと握ったりしながら集めたその繊維やホコリ。
まして、湿った手は繊維やホコリを
より吸着しやすいのでしょうね。


ゴミをとろうと赤ちゃんの指を開こうとしても
なかなか手を開いてくれないということも
よくあります。


そんなときは赤ちゃんのこぶしの小指側から
お母さんの指を入れてあげると
力が抜けて開きやすくなります。


把握反射は生後3~4か月頃で見られなくなり
手を開いていることも多くなって
ゴミを握りしめているのも
成長とともに見られなくなっていきます。


それまではお風呂に入ったときや
気がついたときにきれいにしてあげてくださいねflower01

  


Posted by しんしろ助産所 at 13:29Comments(0)こそだて