2021年06月07日

歯ブラシの事故に気をつけて!

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


日本で子どもが喉を突き、けがをする事例で
一番多いのは「歯ブラシ」によるものだそうです。
異物で口や喉を突いて病院受診したうちの
6~8割が歯ブラシという報告もあるそうです。

先日、消費者庁から発表された
6歳以下の子どもの歯磨き中の事故は
2021年3月までの5年間で120件あり、
うち104件が3歳以下だったそうです。

歯ブラシを持ったまま歩き回ることで
転倒して喉を突くケースが一番多いそうですが
人や物とぶつかることで喉を突いたり、
親が危険を感じて歯ブラシを取り上げようとした際に
抵抗した勢いでのどに突き刺してしまうなど
身近に危険は潜んでいます。


歯ブラシによるけがは注意が必要です。
刺さるほどの大けがでも出血は少ないことが多いので
一見軽いように思えてしまうことがあります。
でも場所によっては血管や神経を傷つけていることも。

また、口の中にはとてもたくさんの雑菌がいるため、
歯ブラシにも多くの雑菌が付着しています。
そのため 他の棒状のものによるけがと比べて、
歯ブラシによるけがは感染をおこしやすいのです。


歯ブラシによる事故を防ぐためには

①必ず座って歯磨きをする習慣をつける。
②歯磨きの際は 大人が付き添う。
③柄の部分がやわらかく曲がるものや、ストッパーがついたものなど、
 事故防止用の歯ブラシを利用する。
④大人も歩きながら歯磨きをしない。

しつけ、見守り、事故防止グッズの活用など
1つだけでなく、何重ものガードが
子どもの事故を減らします。

そして子どもは何でも真似をします。
大人がお手本になれるよう 気をつけたいですねflower01

  


Posted by しんしろ助産所 at 15:34Comments(0)こそだて