2022年07月22日

子どもの転落事故の特徴と対策

こんにちは  しんしろ助産所ですhiyoko_02


来週、25日から31日までの1週間は
「子どもの事故防止週間」です。

消費者庁の調査によると
乳幼児の育児経験がある人の約4割が
子育て中に転落事故の経験があるのだそう。

子どもの転落事故は各年代で多い事故のひとつであり、
日常生活の中で多く発生しています。


子どもの転落事故の特徴です。
●発達段階により事故が起こりやすい場所や状況が
 変わること。

 0才では抱っこひもやベビーベッドなどの家具から、
 1才前後からは階段など
 3~8才では遊具、窓やベランダなど
 からの転落が多くなります。

●子どもは身体の大きさに比べて頭が大きく
 重心の位置が高いので、頭部から転落しやすいこと。

 比較的低いところからの転落であっても
 頭部を受傷するケースが多くなります。

●思わぬところに登ろうとしたり
 いろいろな遊び方をすること。

 子どもは昨日までできなかったことが
 今日できるようになることもあります。
 想像力が豊かで自由な発想ができることから
 遊び方も大人の想像を超えることもありますね。


転落事故は、あっという間の出来事。
常に目を離さずにいることも難しければ
そばで見ていても咄嗟に助けることも難しいものです
そのため、事前の対策が大切です。

<抱っこひも>
・抱っこやおんぶをするとき、下ろすときは低い姿勢で
・前にかがむときは子どもを手で支える
・バックルやベルトの緩みの確認

<家具等>
・ベビーベッドは柵を常に上げる
・一時的でも高さのあるところに寝かせない
・乳幼児用製品は安全のための使用方法を守る

<階段等>
・ベビーゲートの活用
・定期的なチェック

<遊具>
・対象年齢を守る
・保護者が付き添い、危険な遊び方をさせない
・引っかかる恐れのある服装や持ち物に注意する


重大な事故を防ぐため、
子どもの転落事故の特徴を知り、
気を緩めずに事前の対策を大切にしたいですねflower01
  


Posted by しんしろ助産所 at 13:17Comments(0)こそだて