2015年01月19日

卒乳のタイミング

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


先日の「赤ちゃんが生まれました」にお祝いのコメントをいただきました。
ブロガーの皆さんにも祝福いただけて とても幸せキラキラ
ありがとうございます。 頑張ったママにもコメントを届けますね。


さて、今までも卒乳については何度かとりあげてきましたが、
「卒乳」に悩んでいるママが意外に多いのに驚きます。

「夜何回か起きてオッパイを飲むけど、これじゃあよく眠れないのでは・・・」
「周りもやめるし、うちもやめた方がいいのかなぁ・・・」
「授乳はいつまで続けてもいいの?」
「離乳食を食べてくれないのは授乳してるせい?オッパイをやめたら食べるようになるかしら・・・」
「いつまでも授乳してると虫歯になるって聞いたけどそうなの?」
                                      など

母乳は赤ちゃんにとって最適な栄養です。
「1歳を過ぎたら水と同じで何の栄養もない!」といわれた時代もありましたが、
今では白血球や免疫グロブリンをはじめとした様々な免疫が含まれてることも分かってきました。
また授乳は赤ちゃんにとって安心で心地よい時間。親子の愛着や絆も深まります。


祖父母世代が子育てをしていた頃は、卒乳は1才前後が推奨されていました。
今では、卒乳の時期はそれぞれの状況に合わせればいいといわれています。
離乳食の進み具合、母子の信頼関係の状況、そのときの体調やママの仕事復帰、
次の妊娠準備など個人をとりまく状況も様々です。

卒乳はママと赤ちゃんがいいと思ったタイミングでできるのが一番です。
ただ、卒乳を計画していても、途中で赤ちゃんの体調が悪くなった場合など
無理をせず、計画を中断して授乳を再開することも大切です。


先日母乳育児の研修会に参加してきました。
そこで講師の先生が仰っていたのは、
「それぞれ都合があるので卒乳の時期に決まりはないが、可能なら
保育園などに入って数か月は母乳をあげれるといい。
集団生活では病気にかかったりする可能性も高く、ごはんが食べられないときなどは
母乳をあげていれば脱水の心配も少ない ー後略ー」

確かに病気の時、おっぱいはすごく助かりますheart

周囲の声や同年代の子たちがもう卒乳していたりすると
焦ったり、気になる気持ちも分かります。
でも卒乳の時期はママと赤ちゃんが決めればいいのですicon

卒乳にはご家族の協力も必要です。
一人で悩まず、納得できる卒乳を目指しましょう。



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Posted by しんしろ助産所 at 17:08│Comments(0)おっぱい
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