2014年07月28日

哺乳と睡眠の関係

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


今月号の専門誌に、
「母乳で育つ赤ちゃんの睡眠パターン」について
まとめられていました。
興味深い内容だったので、ご紹介しようと思います。


<在胎28週~生後2カ月>
体内時計は夜型。16時~3時頃はよく起きている。

おっぱいを分泌させるプロラクチンというホルモンは
夜に多く分泌するため、母乳分泌を確立するために
赤ちゃんが起きて吸うのではないかと想像しています。


<生後3~4ヵ月>
通常の昼型になる。
夜間には6~7時間眠る赤ちゃんもいる。

この時期4時間以上眠ってしまい、おっぱいが痛いようなら
起こしてでも吸わせたほうがいいですよ。


<生後6~8ヵ月>
また夜によく起きるようになる。

これはおっぱいが足りないからでなく、
今まで寝ぼければ眠ってしまっていた赤ちゃんが
寝ぼけるとお母さんを求めるようになるからだそう。
よく起きるのは絆が強まったためかもしれませんね。


<1歳後半~2歳>

益々夜間に起きる回数は増加。10回以上になることも。

夜起こされるのが辛くて断乳を決意する方が多い時期です。
これは空腹のせいではなく、哺乳類特有の
おっぱいを吸うことで得られる安心感のため。
ちなみにおっぱいに吸いつく経験を持たないミルク児は
このような行動は示さないそうです。



おっぱいと睡眠はこのように関係しています。
夜間の頻回哺乳はつらい時もありますが、
赤ちゃんがお母さんのことを求めていると思うと
愛おしい気持ちが湧いてきませんかheart


  


Posted by しんしろ助産所 at 15:33Comments(0)おっぱいこそだて