2015年09月30日
満月と出産の関係
こんにちは しんしろ助産所です
中秋の名月、スーパームーンご覧になりましたか?
夜空に神秘的に光り輝くお月様 とてもきれいでしたね。
ところで、『満月の夜にお産が始まる』 『満月には出産が多い』 とかきいたことありませんか?
助産所でも昨日出産があり、確かに満月の夜に陣痛が始まりました
お月様と出産って関係あるのでしょうか?
お月様が新月から満月になり、また新月に戻るのには一定の周期があり、28日前後かかります。
これは女性の月経周期とほぼ一致しているため、月の満ち欠けと女性の身体に相互関係があると
いわれてるそうです。
また潮の満ち引きは月がもたらす引力によっておこるため、海も深く関連があるとのこと。
そういえば、『潮の満ち引きと出産は関係がある』とか『大潮の日は出産になる』とかも
きいたことがあります。
月と海、それと出産がどうして関連するのか?…
前述したように月と海は引力で関連し、加えて海水と胎児を囲む羊水は構成成分が似ているため、
お腹にに羊水を抱えている妊婦さんは、一般人よりも月の引力を受けやすいとのこと
そのため、満月や新月、つまり大潮の時に引力の関係で陣痛がきて
出産が多くなるというのが、言い伝えの所以のようです。
そういえば助産婦学生のころ、実習病院や助産所には月の満ち欠けと潮の満ち引きが
わかるカレンダーがはってあったのを思い出します。今もあるのかなぁ
先人の経験や知恵から生まれた言い伝え
医学的には根拠ははっきりしていませんが、
光り輝く月に導かれ出産すると考えるととても素敵ですね。
