2016年01月26日

子どもの歯磨き

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


平成元年から提唱されている8020運動。
“8020”は“ハチ・マル・ニイ・マル”と読み、
“80才になっても20本以上の、自分の歯を保とう”という運動です。
歯の健康が健康寿命を延ばすことが分かってきたからです。
虫歯の原因は歯垢(プラーク)の付着‼
食事のとり方や、歯磨き、喫煙などの生活習慣が大きく影響します。

H26年の市内の3才児健診の結果によると、虫歯のある子どもは78人(24%)
だったそう。(愛知県は11.8%)
子どもが虫歯にならないように気をつけたいですねheart

赤ちゃんの歯(乳歯)は上下10歯ずつ、合計20歯が3才頃までに生えそろいます。
生え始めの時期や順序には個人差があって、生後3~8ケ月頃に下の前歯から生え始め、
上の歯、その横の歯…という具合に生えてきます。

母乳や粉ミルクに含まれている乳糖は虫歯になりにくいのですが、
離乳食がはじまり、食品に含まれるショ糖を摂るようになると虫歯のリスクが高まります。
赤ちゃんの歯が1本でも生えてきたら歯を磨くようにしましょう。

はじめは歯ブラシを使わず、ガーゼで拭うだけでも大丈夫。
いきなり歯ブラシを使って磨こうとしても、初めは嫌がってしまい上手くできません。
膝に寝かせて、子どもの歯を見ることからはじめ、徐々に歯ブラシにならすようにしましょう。

嫌がったらすぐに止め、泣かさないように進めていくのがコツのよう。
歯ブラシを口に入れることに慣れてきたら、機嫌をみながら歯を磨くようにステップアップ
歯をみながら、1本につき5秒くらい、1本づつ優しく磨いてあげましょう。
もちろん、生えている歯を全部磨きたいので、数回に分けて磨く日があってもあっても、
磨けない日があっても、続けられることが大事キラキラ
良い生活習慣が身につけられるようにしましょう。

他にも、大人が赤ちゃんのくちびるにキスしたり、同じ箸や食器から食べさせたり
して虫歯菌がうつることもあります。
こうした行為を避けることで予防できることも知っておきましょうね。

                                             

 


  


Posted by しんしろ助産所 at 16:22Comments(0)こそだて