2021年05月26日
子どもの予防接種
こんにちは しんしろ助産所です
新型コロナのワクチン接種が始まっています。
これがゲームチェンジャーとなって
世界が落ち着きを取り戻すことが 期待されますね。
ただ、ワクチンはもともと健康な人が打つため
副反応に対しての厳しい意見がよく聞かれます。
また、さまざまな情報が飛び交うために
不安を抱く方もいると思います。
新型コロナワクチンだけでなく
子どもの定期および任意ワクチン接種に対しても
不安を持つお母さんがいらっしゃいます。
大切なのは推測や噂に流されず、
公的な情報源をよく読んで 冷静に判断することです。
今日はワクチン接種の考え方について
わかる範囲でお伝えしようと思います。
「ワクチンで予防できる病気はワクチンで防ぐ」
というのが現代のスタンダードです。
ワクチンには以下のような役割があるからです。
●発症、あるいは重症化を予防する
●「集団免疫」を獲得することで、
病気などでワクチンを接種することができない人を守る
夫は「風しんワクチン接種」の空白年齢です。
市から抗体検査とワクチン接種の案内が届いたので、
何度も受診を促していましたが どこか他人事。
でも娘に
「お父さんから妊婦さんに風しんがうつって
赤ちゃんに何かあったらどうするつもりなの!
私がその妊婦さんになるかもしれないよね?」
と言われ、初めて検査や接種の大切さを実感したようです。
さっそく実行に移していました。
自然に感染して、免疫を獲得した方が良いと
考える方もみえるようですが
重症化したり、合併症を起こす危険性を考えると
ワクチンを接種する方が安全です。
加えて周りの人にうつしてしまい、
その人が合併症や重症化することも
考える必要があります。
ワクチンは自分を守るだけでなく、
流行を防ぐことで間接的に弱者を守ることができる
ということもしっかり念頭に置いておきましょう。
ところでワクチン接種をするのに
適した時期(月齢・年齢)はあるのでしょうか?
接種年齢はその病気にかかりやすい時期と
ワクチンを安全に接種でき、且つ高い効果が得られる年齢を
考慮して決められています。
特に定期接種の場合、
接種期間中に受ければよいと思いがちですが
感染症にかかる前に接種を受けなければ意味がありません。
接種が出来る時期(月齢)になったら
すぐに接種を受けるようにしましょう。
赤ちゃんの予防接種は種類や回数が多いため
予定を立てるのは大変です。
しかも体調が悪ければ
接種はどんどんずれ込んでしまい、
中には接種の機会を失ってしまうものもあります。
例えばロタウイルスワクチンは
できるだけ腸重積症の起こりにくい時期に
接種を受けられるように接種期間が厳密に決まっています。
その期間を逃すと接種を受けることはできません。
そういうわけで、確実に接種を受けるためには
スタートダッシュが肝心となるのです。
加えて同時接種として予定を組むと
ワクチン接種のスケジュールに無駄がなくなり
日程にも 気持ち的にも 余裕ができますね。
●予防接種情報 |厚生労働省
●日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール
●こどもとおとなのワクチンサイト|日本プライマリ・ケア連合学会
これらのサイトは公的情報の得られるサイトです。
検討する上で参考になるかと思います

新型コロナのワクチン接種が始まっています。
これがゲームチェンジャーとなって
世界が落ち着きを取り戻すことが 期待されますね。
ただ、ワクチンはもともと健康な人が打つため
副反応に対しての厳しい意見がよく聞かれます。
また、さまざまな情報が飛び交うために
不安を抱く方もいると思います。
新型コロナワクチンだけでなく
子どもの定期および任意ワクチン接種に対しても
不安を持つお母さんがいらっしゃいます。
大切なのは推測や噂に流されず、
公的な情報源をよく読んで 冷静に判断することです。
今日はワクチン接種の考え方について
わかる範囲でお伝えしようと思います。
「ワクチンで予防できる病気はワクチンで防ぐ」
というのが現代のスタンダードです。
ワクチンには以下のような役割があるからです。
●発症、あるいは重症化を予防する
●「集団免疫」を獲得することで、
病気などでワクチンを接種することができない人を守る
夫は「風しんワクチン接種」の空白年齢です。
市から抗体検査とワクチン接種の案内が届いたので、
何度も受診を促していましたが どこか他人事。
でも娘に
「お父さんから妊婦さんに風しんがうつって
赤ちゃんに何かあったらどうするつもりなの!
私がその妊婦さんになるかもしれないよね?」
と言われ、初めて検査や接種の大切さを実感したようです。
さっそく実行に移していました。
自然に感染して、免疫を獲得した方が良いと
考える方もみえるようですが
重症化したり、合併症を起こす危険性を考えると
ワクチンを接種する方が安全です。
加えて周りの人にうつしてしまい、
その人が合併症や重症化することも
考える必要があります。
ワクチンは自分を守るだけでなく、
流行を防ぐことで間接的に弱者を守ることができる
ということもしっかり念頭に置いておきましょう。
ところでワクチン接種をするのに
適した時期(月齢・年齢)はあるのでしょうか?
接種年齢はその病気にかかりやすい時期と
ワクチンを安全に接種でき、且つ高い効果が得られる年齢を
考慮して決められています。
特に定期接種の場合、
接種期間中に受ければよいと思いがちですが
感染症にかかる前に接種を受けなければ意味がありません。
接種が出来る時期(月齢)になったら
すぐに接種を受けるようにしましょう。
赤ちゃんの予防接種は種類や回数が多いため
予定を立てるのは大変です。
しかも体調が悪ければ
接種はどんどんずれ込んでしまい、
中には接種の機会を失ってしまうものもあります。
例えばロタウイルスワクチンは
できるだけ腸重積症の起こりにくい時期に
接種を受けられるように接種期間が厳密に決まっています。
その期間を逃すと接種を受けることはできません。
そういうわけで、確実に接種を受けるためには
スタートダッシュが肝心となるのです。
加えて同時接種として予定を組むと
ワクチン接種のスケジュールに無駄がなくなり
日程にも 気持ち的にも 余裕ができますね。
●予防接種情報 |厚生労働省
●日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール
●こどもとおとなのワクチンサイト|日本プライマリ・ケア連合学会
これらのサイトは公的情報の得られるサイトです。
検討する上で参考になるかと思います

Posted by しんしろ助産所 at 15:44│Comments(0)
│健康
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。