2012年12月25日
妊娠中のかゆみ
こんにちは しんしろ助産所です
妊娠中のマイナートラブルのひとつに「かゆみ
」があります。
いよいよ寒さも本番となり、空気の乾燥するこの時期。
このかゆみで困っている妊婦さんは多いのではないかと思います。
妊娠中のかゆみの原因は・・・
妊娠によりエストロゲンというホルモンが急激に増加し、そのエストロゲンの
代謝物質の影響で肝臓の機能が抑制されることがあります。
さらに、妊娠により大きくなった子宮に圧迫され、肝臓内に胆汁がたまり、その
主成分である胆汁酸は、肝臓内にとどまるだけでなく、皮膚組織にも増えていき、
かゆみの原因になると考えられています。
また、妊娠中に増加するコルチコ・ステロイドホルモンは、弾性繊維を作る細胞が
増えるのを抑えてしまいます。そのため、皮膚は薄く硬くなり、乾燥や下着など、
外からの刺激に敏感になります。
乳房やお腹の皮膚が伸びて弾性繊維が裂けると、妊娠線ができ、かゆみの原因
となることもあります。
新陳代謝が盛んになり汗
をかきやすくなることも原因となります。
対策として・・・
●石けんや洗顔料は、低刺激性のものを。
●ボディブラシやナイロンタオルの使用は避ける。
体を洗う時は石鹸をよく泡立て、手のひらで洗うと肌の負担が少なくてすみます。
●水はしっかりふき取り、保湿剤をこまめに使用。
水分が残っていると蒸発するときに乾燥しやすくなります。
●下着は綿100%、ゆったりしたもので締め付けないように。
●柔軟剤は刺激になりやすいので使わない方がよい。
●妊娠線予防のマッサージを。
マッサージにより皮膚の断裂や硬くなるのを防ぎます。
どうしてもかゆい時は指の腹や手のひらで軽くポン、ポンとたたいたり、冷やしてみましょう。
爪などでひっかかないようにして、かかりつけの産婦人科や皮膚科で診てもらいましょう。
妊娠中の不快な症状が少しでも改善され、快適なマタニティライフを送ることができるよう
願っています

妊娠中のマイナートラブルのひとつに「かゆみ

いよいよ寒さも本番となり、空気の乾燥するこの時期。
このかゆみで困っている妊婦さんは多いのではないかと思います。

妊娠によりエストロゲンというホルモンが急激に増加し、そのエストロゲンの
代謝物質の影響で肝臓の機能が抑制されることがあります。
さらに、妊娠により大きくなった子宮に圧迫され、肝臓内に胆汁がたまり、その
主成分である胆汁酸は、肝臓内にとどまるだけでなく、皮膚組織にも増えていき、
かゆみの原因になると考えられています。
また、妊娠中に増加するコルチコ・ステロイドホルモンは、弾性繊維を作る細胞が
増えるのを抑えてしまいます。そのため、皮膚は薄く硬くなり、乾燥や下着など、
外からの刺激に敏感になります。
乳房やお腹の皮膚が伸びて弾性繊維が裂けると、妊娠線ができ、かゆみの原因
となることもあります。
新陳代謝が盛んになり汗


●石けんや洗顔料は、低刺激性のものを。
●ボディブラシやナイロンタオルの使用は避ける。
体を洗う時は石鹸をよく泡立て、手のひらで洗うと肌の負担が少なくてすみます。
●水はしっかりふき取り、保湿剤をこまめに使用。
水分が残っていると蒸発するときに乾燥しやすくなります。
●下着は綿100%、ゆったりしたもので締め付けないように。
●柔軟剤は刺激になりやすいので使わない方がよい。
●妊娠線予防のマッサージを。
マッサージにより皮膚の断裂や硬くなるのを防ぎます。
どうしてもかゆい時は指の腹や手のひらで軽くポン、ポンとたたいたり、冷やしてみましょう。
爪などでひっかかないようにして、かかりつけの産婦人科や皮膚科で診てもらいましょう。
妊娠中の不快な症状が少しでも改善され、快適なマタニティライフを送ることができるよう
願っています

Posted by しんしろ助産所 at 16:53│Comments(0)
│健康
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