2015年04月13日
妊娠の言い伝え いろいろ
こんにちは しんしろ助産所です
今日も朝から雨
晴れたのは日曜日だけで、天気が長続きしないですね。
桜の花も、色とりどりに咲く水仙も アッという間に散ったり、萎れたり・・・
でも、いつの間にか新緑の季節がきていました。
助産所の横にある樫の梢が、いつの間にか新芽がいっぱいに芽吹いて
ハットするくらい
早く お天気がよくなりますように!
さて、妊娠にまつわる言い伝え にはいろいろあります。
1. 男の子、女の子
超音波検査が普通になった最近では余り耳にしなくなりましたが、
今も昔も赤ちゃんの性別は気になるもの。
お腹が前にでてきたら男の子で横に出てくれば女の子。
顔つきがきつくなれば男の子で、優しくなれば女の子。なんていうのを聞いたことがありませんか。
なんの根拠のもないのですが、昔はピッタっと言い当てる人がいたりしたものです。
お腹の形や、顔つきで うまれてくる赤ちゃんの性別が分かるなんてヽ〔゚Д゚〕丿スゴイ
2. 陣痛を呼ぶジンクス
これも有名。
焼肉、カレー、オロナミンCで陣痛がくるというもの。
陣痛がどうして来るかは今もわかっていません (´・ω・`)
3. トイレ掃除をするときれいな子がうまれる
今の洋式トイレと違って、和式トイレは床と同じ高さ。掃除をするにはしゃがみこまないと
掃除もできず、この姿勢が安産につながるといわれていました。
また、トイレは体の中からでた分身を貯めておく神聖な場所で、これを清めることから
きれいな子がうまれるといわれましたが、医学的な根拠はありません Σ(゚д゚;)
4. 産後は水仕事をしたらダメ
産後は赤ちゃん中心の生活をして、赤ちゃんが寝たら休み、家事はお願いして床上げまで
3週間は身体を休めるようにいわれてきました。長い時間立ったり、水を触っていると身体が
冷え、産後の回復に障ります。髪を洗ってはいけないといわれたのも、シャンプーで身体が
冷えるのを防ぐためです。生活環境が良くなっている今は、無理せず、身体を冷やさないことは
同じですが、体調にあわせて動くことも勧められています (((・ω・)))
5. 妊娠中の食事は赤ちゃんの分もいれて2人分食べる
食生活が厳しかった時代、妊婦に優先的に栄養価の高い物を食べさせるように
という女性を守るいい伝え。
妊娠中の体重管理の厳しくなった今では死語となりましたが、逆に、妊婦の痩せ(低栄養)
が問題になっています。
妊娠中もバランスよくいろいろな食品を摂りましょう ヽ(´▽`)/
いい伝えは たくさんありますが、根拠のないものばかりでではなく、生活と密着して
妊婦の健康を守るものだったり、うまれてくる赤ちゃんへの関心の高さに通じるものもあります。
こうした言い伝えも 家族で話してみると意外なエピソードも聞けるかもしれません。