2015年06月26日

アタマジラミが増えている

こんにちは  しんしろ助産所ですhiyoko_02


今、保育園児や小学生の間でアタマジラミの感染が
広がりつつあるそうです。

シラミを知らない親が増え、発見と対処が遅れているのが
感染拡大の一因でもあり、市内のこども園や小学校でも
注意喚起のお知らせがされているようです。

頭しらみ=不潔というイメージをもたれがちですが、
実際はそうではありません。

子どもたちは身体を寄せて触れ合って遊ぶ機会が多く、
頭どうしが触れ合い、直接髪の毛が接触することで
簡単に感染してしまいます。

そして、タオルの共用や一緒に寝ることで家族にも
感染してしまうことがあるので、小さなお子さんのいる
家庭では注意したいですね。

まずは、子どもの髪の毛をこまめにチェックしましょう。
発生しやすい後頭部や耳の後ろ当たりを重点的に。

シラミは乳白色で丸っこく、毛の根元から数センチのところに
毛を取り巻くように付着しています。
フケとは違い、触っても取れにくいのが特徴です。

発見したら、皮膚科もしくは薬局などで専用のシャンプーや
くしを使用して駆除しましょう。

そして、家族への感染を防ぐ対策が必要です。
●タオルやくしを共用しない。
●枕カバーやシーツは1週間くらい毎日交換する。
●シラミが落ちる可能性のある床は掃除機をかける。
●寝具や衣類の洗濯時には、熱に弱いシラミを死滅させるため
 60度以上の湯に5分以上つけてから洗濯する。

学校や保育園への報告も大切です。
ひとりだけでなく、みんなで対策することで集団発生を
防ぐことができます。

シラミが怖いのは偏見によりいじめられたり、
隠す風潮から感染が広がることだと思います。

早期発見をして、感染が広まらないようにするとともに
シラミに対する偏見もなくしたいものですね。




同じカテゴリー(健康)の記事画像
健康医療に関するシンポジウムのおしらせ
プレコンセプションケア
サラダ油の種類
節電と熱中症の対策を!
手指消毒用アルコールの使用方法
体温計の種類と特徴
同じカテゴリー(健康)の記事
 子宮頸がんを予防する日 (2025-04-09 13:27)
 日増の目安 (2025-03-07 16:29)
 ブロッコリーの栄養価 (2025-02-14 15:40)
 ワールドキャンサーデー(世界対がんデー) (2025-02-04 15:26)
 女性と尿もれ (2025-01-15 10:42)
 体を温めるカイロの貼り方 (2024-12-10 16:13)

Posted by しんしろ助産所 at 14:55│Comments(0)健康
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。