2017年07月18日
夏風邪にご用心
こんにちは しんしろ助産所です
毎日暑い日が続いていますね。
習慣天気予報をみても、向こう1週間は高気圧に覆われて
暑い日が続きそう
ところで、感染症情報をみると夏風邪(手足口病やヘルパンギーナ、プール熱)
が増えているそうです。
冬の風邪と違い、治療薬がなかったり、ワクチンもないので
もっぱら予防は手洗いとうがいの励行が決め手。
タオルの供用も避けましょう。
◆手足口病
乳幼児、小児によく見られる疾患で、軽い発熱と、手掌・足底・口の中の
発疹と水疱が特徴で、かゆみは伴わないことが多い。
口腔内の痛みとそれによる食欲の低下(おなかはすくのに、痛みのため食べられない)がみられる。
な1週間から10日程度で自然に治る。
潜伏期間は、3日から6日。特別な治療法はなく、発熱・頭痛・口腔内の潰瘍の痛み等、
症状に対する対症療法が中心。
髄膜炎や脳炎を起こすこともあり、発熱や嘔吐、頭痛がある場合は注意しましょう。
◆ヘルパンギーナ
0~4才くらいの子どもに多く、38~40℃の高熱が1~3日続く。
のどの入り口に左右対称に小さな口内炎ができる病気。
◆プール熱
39~40度の高熱が4~5日続き、のどの痛みが強く、さらに、頭痛、吐き気、腹痛、下痢
などを伴うこともあります。
目が赤く、目やにがでるという結膜炎の症状をともなうこともある。
「特効薬」はなく、症状をおさえる治療が中心です。体力をおとさないように回復するのを待ちます。
夏風邪は冬の風邪と違い、対症療法がメイン。
高温多湿を好むコクサッキーウイルスやエコーウイルス、アデノウイルスが原因で発症
することが多く、まずのどが腫れ、熱が出て、鼻やのどから気管支へと進行します。
いつもは元気なお子さんが、室内でごろごろしていたり、食欲がなく
のどを痛がるようなときは夏風邪のサインかも・・・
夏風邪では、どの病気も口の中の痛みのために食事がとりにくくなります。
そんな時は食べやすいもの、飲みやすいものを供しましょう。
状況に応じ、おかゆ・うどん・豆腐・アイスクリーム・ゼリー・ヨーグルト・プリン
牛乳・野菜ジュース・スープ(冷まして)などお子さんの食べられるもので
体力が消耗してしまわないよう 気をつけましょう。