2013年09月27日

赤ちゃん返りの対応

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


今朝は寒かったですね。
一気に秋がきたような気がします。
風も肌寒くて、カーディガンを急いで出して着てきました。

一日のうちでも、朝夕は冷え、日中は暑いくらいの日差しを感じる温度差の際立つ季節です。
環境にあわせて衣服も調整して、体調を崩さないように気をつけたいものですね。


今日は 上のお子さんの宿命?ともいえる 赤ちゃん返りをとりあげました。

助産所でも、ややMAGIWAのクラス(出産準備教室)で
“ お兄ちゃんお姉ちゃんになるということ ” を事前にご両親にお話ししています。

ことばや人形などの媒体を使って出産前から赤ちゃんと触れ合う練習は重ねていても、
実際に赤ちゃんが生まれると話は別ということでしょうか。
助産所の出産でも、出産に立ち会っていたお子さんが出産後にすかさずお母さんと赤ちゃんの間に
割って入りこんだりする光景も珍しくありません。

オッパイを欲しがるお子さんもいれば、おかあさんにすり寄って片時も離れなかったり、
自分でできていたこともできないからやってやってとせがんだり・・・
お子さんの年令や性別によっても反応はさまざまですが、
上のお子さんにとって、赤ちゃん誕生は大きなインパクトのある出来事です。

独占から分かち合い
親の愛情は変わらなくても、
今まで何でも一番で中心だった状況が一変するのですから分かる気もしますね。

上のお子さんが赤ちゃん返りをするのは、自分も赤ちゃんと同じようにお母さんから
お世話をしてもらいたいという欲求の現れです。
いつまでも続くものでもなく、正常な反応です。

困っている事態に汲々とせず、お子さんのことを今までと同じように大好きで大事に思っていること
が伝わるように意識して接しましょう。
それには、赤ちゃんが寝ているうちに、家事をしたり、自分が休もうと思わず、意識を転換して
先に上のお子さんの相手をしたり、あなたが大好きとスキンシップをはかったり・・・
それから、上のお子さんを巻き込みながら家事を片付ける等といった具合です。

短時間でも、しっかりとお子さんの相手をする事がポイント。
赤ちゃんっぽい行動は叱っても治りません。
ご両親が、お兄ちゃんお姉ちゃんを優先していることが伝わるようにしていくと
いつのまにか治まってきますよheart


wakaba きょうのおきゃくさま wakaba

2ヶ月のRくん
オッパイをいっぱい飲んでご機嫌なところ。
“ こんな顔もできるの hiyoko_02” とママがかわいい表情をつくってくれました。

  


Posted by しんしろ助産所 at 17:12Comments(0)こそだて