2014年04月04日
乳幼児期のおやつ
こんにちは しんしろ助産所です
子どもから大人まで 「おやつ」 は楽しみの一つですね 。
「赤ちゃんにはいつからおやつをあげてもいいの?」
「おやつはどんなものをあげたらいい?」
助産所にみえるお母さん方から赤ちゃんのおやつについて
聞かれることがよくあります。
赤ちゃんのおやつは大人の
「一息ついて・・・」 とか 「ちょっと甘いものを・・・
」
というおやつとは 少し意味が違います。
乳幼児期には、多くのエネルギーを必要とする反面、
一度にたくさんの量を食べることができません。
おやつは3回の食事で摂りきれない栄養を補うためのものです。
おやつが必要になってくるのは、栄養の大部分を
母乳やミルク以外の食事から摂れるようになる
1才過ぎ頃からと言われています。
あげると喜ぶから・・・
上の子や大人が食べていると欲しがるから・・・
ベビーフードのおやつには○ヶ月~と書かれているから・・・
と、早い時期からおやつをあげたくなる気持ちはわかりますが、
離乳完了までは離乳食そのものがとても大切な時期です。
栄養面からのおやつをあげる必要はありません。
どうしてもという時は、離乳食に影響しない、お楽しみ程度にしましょうね。
おやつをあげるときは・・・
時間(1日1~2回)や量を決めましょう。
3回の食事に影響しないようにすることと、虫歯予防のためには
だらだら食べないようにしたいですね。
食事で取りきれない栄養を補うものをあげましょう。
おにぎりやいも、乳製品や果物など
甘い物や味の濃いものはなるべく控えましょう。
過剰な塩分・糖分などは体の負担になります。
また、濃い味に慣れてしまうと薄味のものを受け付けなくなってしまいます。
手づかみ食べで運動機能の発達を促しましょう。
食べ物への意欲や好奇心を刺激し、食べる楽しさを育てていけるといいですね