2014年11月07日

赤ちゃんと柔軟剤

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


“25歳はお肌の曲がり角” なんて言葉がありますが、
実は生まれた時から肌の老化は始まっているそうですよ。
怖いですね~icon10

肌が乾燥するこの季節は
赤ちゃんの肌も乾燥していますicon
そんな時はもちろん保湿も大事ですが、
肌に当たる衣類や掛け物にも注意が必要です。

毛や化学繊維は刺激になることもあるため、避けた方がベター。
抱っこをするおかあさんの衣類も注意が必要です。

綿が理想的ですが、洗濯を繰り返すうちに
線維が痛んでゴワゴワすることもあり、
特に乾燥する季節は 肌への刺激が気になります。

そこで思いつくのが “柔軟剤”
でも、「柔軟剤って赤ちゃんに使って大丈夫?」
と心配される方は多いですよね。


赤ちゃんに柔軟剤を使う際、気になるのは 
「界面活性剤」 と 「香料」。

界面活性剤は線維を保護することで摩擦を少なくし、
線維同士を柔らかく・なめらかにする効果がある半面、
多かれ少なかれ、皮膚に対する刺激があります。
また、種類によっては吸湿性の悪くなるものもあるため、
新陳代謝の盛んな赤ちゃんには 注意が必要です。

一般的に赤ちゃん用の柔軟剤に使用されている界面活性剤は
低濃度であれば刺激の少ないものがほとんどのようです。
たくさん使えばその分柔らかくなるわけではありません。
必ず使用量を守って 正しく使いましょう。

また、反対に赤ちゃん用だからといって
影響がないわけではありません。
もともと肌の弱い赤ちゃんは肌荒れをおこしたり、
たまたま肌に合わずに湿疹が出る場合もあるため、
何か症状が出たら、使用を中止して様子を見ましょう。


柔軟剤に使われている強い香料は
大人の間でも社会問題になっています。
とりわけ 赤ちゃんの嗅覚は敏感です。
大人基準で選ぶのは、赤ちゃんにとっては迷惑かもしれません。
なるべく香りの残らないものを選びましょう。



ところで、柔軟剤を使用しなくても
線維を柔らかくする方法はあります。
1.脱水後に衣類を広げ、20回ほどパタパタと振ってから干す。
2.乾燥機を使用する。
2.お酢やクエン酸で柔軟剤を作ってみる。

これらの方法なら 身体にも環境にもやさしく、安心。
柔軟剤使用を迷っている方は、お試しくださいねheart



  


Posted by しんしろ助産所 at 14:00Comments(0)健康