2016年03月09日

しんしろ助産所のお産

今日は しんしろ助産所ですhiyoko_02


朝は曇天だったのが、9時頃には雨が降り出して
肌寒い日になりました。
体調を崩さないよう気をつけましょうね。

さて、
産科医師不足から始まった病院の集約化。
その一環の医師の負担軽減としてはじまった院内助産所を
設ける施設も増えています。
院内助産所は、総合病院で、正常なお産は助産師のみで分娩を介助し
医師の治療が必要な場合には医師が駆けつけるシステム。
緊急時にも速やかに医師の診療に引き継げるので安心です。

しんしろ助産所は、浜松市北区にある聖隷三方原病院
院内助産所のオープンシステムを利用しています。
オープンシステムといっても、助産所のそれは出産場所の提供だけに
留まりません。
妊娠中にも5,6回、病院に出向き、助産所の嘱託医であるU先生の外来を
受診し、共同診療を行っています。
(病院の健診や診察には助産所の助産師が病院から合流し付き添います。)

連携先の聖隷三方原病院にも診療録(カルテ)があり経過が記載されて
いるのと、いつも嘱託医のU先生が診てくださるので心配な状況に
なっても対応がスムーズで困りません。

お腹の赤ちゃんの元気さがリアルタイムで分かる胎児心拍モニタリングも
助産所にいながら、遠隔送信システムを使ってU先生に送信することができます。

日常的には近くの助産所にかかり、リスクの伴う出産や
妊娠中でも何か心配な症状が見られたときは病院で対応してもらえる
のがメリットです。

経過が順調でも 出産が終わるまで何が起きる分からないのが出産です。
開設から5年目に入り、70人の赤ちゃんが誕生しましたが、緊急の帝王切開
に切り替わった方や早産になった方もいました。
一番大事にしたいのは、母子ともに元気で出産を終えること。

自然な身体の産む力を引き出し、家族揃って赤ちゃんの誕生を迎えたり、
産後も継続したかかわりのもてる助産所のよさと、出産は異常事態に対応できる
病院で行うことが安心、安全を支え、満足につながっていきます。

3月20日(日)13時からは助産所見学会も予定しています。
この機会に是非お立ち寄りください。


  


Posted by しんしろ助産所 at 16:31Comments(0)お産