2012年08月29日

怖い食中毒

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


熱かった夏もそろそろ終わり・・・
          空や 虫の声はもう秋の気配がただよってきました。
秋は気候も穏やかで過ごしやすい季節ですが、食中毒には注意が必要です。

8月には札幌で腸管出血性大腸菌0157による集団食中毒がでたばかりicon10
肉や生もので感染するとばかり思っていたので、
原因となった食材がスーパーで売っている白菜の浅漬けと知って驚きました。

厚生労働省は集団食中毒を予防するために
“大量調理施設衛生管理マニュアル”をつくっています。
(食事を提供する助産所でも、開設にあたって保健所の方からこのマニュアルにそった
指導を受けています。
ただし、助産所の調理は大量調理というより一般家庭に近いので
野菜の消毒まではしておらず、新鮮なもの、よく洗い、その都度使い切るように
しています。)

このマニュアルによれば、野菜や果物の消毒は
“次亜塩素酸ナトリウムなどで殺菌した後、流水で十分すすぎ洗いする”とあります。

次亜塩素酸ナトリウムは漂白剤やキッチン用殺菌剤にも使われている薬剤で、この薬剤
200ml/ℓ に5分間漬け込むと規定されています。
薬液が薄かったり、洗浄が不十分で汚れていると効力が落ちて十分な消毒ができません。


家庭で生野菜を消毒する・・・というのは聞いたことがありませんが、
今回の食中毒では高齢の方や幼児がなくなられています。
状況によっては家庭でも必要があるのかも知れません。


 


 
 
 
 
 
 
 

 





  


Posted by しんしろ助産所 at 16:51Comments(0)その他