2014年01月29日

上手な薬の飲ませ方

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


冬場は風邪をひいたり、急に熱が出たりして子どもに薬を飲ませる機会が増えますね。
うまく薬を飲んでくれたら困らないのですが、なかには「まずいから嫌face10」とか「苦いの嫌いface09」と
薬を飲ませるのも一苦労というおかあさんもいます。

お子さんが薬を飲むのを嫌がっても、
「熱が下がって楽になるよ~♪」
「痛いのがなおるよicon09」など
薬の効果がわかるように、子どもの好きなアニメのキャラクターなどで
薬を飲むことの必要性がわかるようにすることが大切です。

 
アンパンマンは幼児には大人気。
助産所にくるお子さんたちも大好きです。
内服の説明には、アンパンマンとバイキンマンを登場させるとわかりやすいかも・・・
バイキンマンは文字通り“痛い元”で、アンパンマンがその元をやっつけてくれる薬ですicon22


薬はドライシロップが処方されることも多いです。
そのまま難なく飲めればよいですが、飲めない時には、少量の指先につくくらいか、
浅めのカップに注いだ水を捨て、底に残った水滴で丸め、丸めた薬を指先にのせて
子どもの頬の内側に貼り付けてから水を飲ませると上手く飲めます。

他にも、少量の水で溶いて、それをスポイトで吸ってあげると飲めるお子さんもいます。

それでも飲めない場合には、薬によってはシロップや5,6才なら錠剤に変えられること
もあります。
飲めないから仕方ない・・・とあきらめずに、薬剤師に相談しましょう。
ジュースやアイスクリームに溶かす方もいますが、薬の成分によっては効果が下がったり、
苦味が強くなる薬もあります。
こんなときにも事前に薬剤師に相談しておきましょうねflower01

乳幼児では食後の服用にこだわらず、確実に内服できていることが大切です。
食事をしなかったから・・・ 寝ていたから・・・ 元気になってきたから・・・など
時間に服薬ができなかった場合には、例えば、昼食後の薬は3時に飲ませ、夕食を空けて
寝る1時間前に内服させるなど時間を調整して内服させるようにしましょう。

親にはコンプライアンス(服薬遵守)が求められます。


また、子どもの薬は年令より体重が基本。
急な発熱時など、兄弟がいたりすると、違う子供に処方されていた座薬や薬を使いたく
なる時があるかも知れませんが危険なことです。
安易な使い回しは止めましょう。


いろいろ手を尽くしても薬が一向に飲めない時もあるかもしれません。
そんな時は、叱ったり、怒ったりせず、「次は飲めるといいねheart」と声をかけるようにしましょう。
上手に飲めた時には「えらかったねheart」と、大いに褒めてあげましょう。


そうしてお子さんが薬嫌いにならないようにかかわっていくことが大事です。









 

  


Posted by しんしろ助産所 at 19:24Comments(0)その他