2014年01月31日
母乳やミルクを吐いてしまう赤ちゃん
こんにちは しんしろ助産所です
赤ちゃんがおっぱいやミルクを、何の前触れもなく突然吐くことがあります
赤ちゃんの月例や体調もありますが、吐く原因はいくつか考えられます。
・一度の授乳で飲みすぎている
・ゲップと一緒にだしてしまう
・うまくゲップすることができず、後から吐き出す
・授乳後すぐ体勢を変えている
・病気
特に新生児期には、たくさんの空気を母乳やミルクと一緒に飲み込やすいものです。
ゲップを出さないとあとで、空気と一緒に母乳やミルクを吐いてしまったり・・・
生後3か月を過ぎるころになると、1回の哺乳量も多くなってくるので、吐く量も多くて心配になりますね
びっくりすることもありますが、機嫌がよく、次の授乳も普通におっぱいを欲しがって飲むようなら様子をみましょう。
ただし、頻繁に吐いたり、機嫌が悪かったり、熱がある、下痢があるなどの場合は、
何らかのほかの原因が考えられるので、早めに病院を受診しましょう。
【赤ちゃんの胃の形】
あかちゃんの胃は、大人と違い、熱燗を入れるとっくりのような形をしています。
そのとっくりの口いっぱいまで母乳やミルクが入っていると、ちょっと動かしたり、
寝かしたりすると、こぼれてしまい、嘔吐がおこります。
体の構造上、仕方がない部分もありますが、授乳後たて抱きを少ししたり、ゲップをしっかりだしたりすると
嘔吐は少なくなるかも・・・
1回の哺乳量が多いときもあるので、授乳と授乳の時間が長くあくようなら、1回の授乳の量を少なくして、
回数を増やすのも一つです。
【嘔吐後の処置】
・赤ちゃんの口の中に嘔吐したものが残っていないかどうかを確認する
口内に母乳やミルクの吐物が残っていると、口の端からダラダラでてくることがあります。
赤ちゃんも不快感が強いので、ガーゼなどでふきとってあげましょう。
・吐いた後の汚れた衣類などは早めに処置
母乳やミルクは、吐いた後時間がたつほどにおいも強くなります。
嘔吐後の衣類などは、お湯新井が効果的、洗濯機で洗う前にぬるま湯に着け手洗いしましょう。
【病院へ行く目安】
・嘔吐した母乳やミルクが緑やピンクの色がついている
・噴水のように大量に噴出した
・おなかがパンパンにはって苦しそうな声を出す
・便や尿が極端に少ない
ママが赤ちゃんをよく観察することで、早期に対応できます。
病的なものでなければ、赤ちゃんの体調や様子をみながらケアの方法や哺乳量を調整していきましょう
心配だけど、どうしてよいか迷ったり、分からない時には助産所もご利用ください。