2016年02月01日

母乳がたりているか心配なときは

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02

雨、晴れ、曇り・・・お天気がくるくる変わります。
曇りで朝は暖かかったけど、やっぱり晴れているほうが
気分も明るく、活動的になれますね。

先週末のブログ “ 孤育てはつらい‼ ” に “ホントにそうkao ” と
コメントをいただきました。
同じ子育て中のママ友と悩みを共有したり、助け合って行動範囲もひろがったそうキラキラ
最後は“気持ちに余裕をもって親子で成長していきたい。”と結ばれていました。
ありがとうございます。
子育ては親育てといわれます。
一緒に成長していることに思いをはせて頑張りましょうねheart


さて、母乳は赤ちゃんが飲んだ量を見ることができないので
ほとんどのお母さんが、“母乳が足らないのでは・・・”と心配になるようkao
そんな時は、母乳が本当に足りないのか、足りないような気がするだけなのかを
見分けることが大切です。

見分けるには
1.オシッコが1日に6~8回でている
2.体重が順調に増えている
 目量(その体重計ではかれる最小単位の量)10g以下の体重計で測りましょう。
 あかちゃん休憩室のあるスーパーやデパートの他、保健センター、出産施設など
 でも測れるところがあります。しんしろ助産所は随時、測定できます。

さらに、母子手帳の乳児身体発育曲線に計測値を重ねてみると判定できます。

反対に、
1.オシッコの回数や量が少ない
2.いつもグズグズしている、機嫌が悪い
3皮膚がカサカサしている
4.授乳時間が長くいつまでも吸う
5.体重が増えない
 こんな時は母乳が足りていません。

母乳量を増やすには授乳回数を増やすのが一番ですが、吸ってくれないときは
搾乳も併せて行いましょう。
(搾乳機を使っても、手で絞ってもOK。お母さんが疲れない方法を選びましょう。)

母乳分泌を促すホルモンのプロラクチンは夜、分泌が高まります。
夜間授乳も1回は増やすようにしましょう。
(新生児期なら4時間以上は寝かせない、寝ていても時間が経ったらオムツを交換
するなどして授乳しましょう)

母乳が足りない時にはミルクを足しますが、ミルクを足しすぎてしまうと今度は
母乳を吸ってくれなくなってしまいます。
上手くいかない場合は、保健師や出産施設に相談してみましょう。

最近は生後2週間チェックを行っている施設も増えています。
その場で相談することもできますね。
2週間チェックはしんしろ助産所でも、出産施設に関係なく行っています。
しんしろ助産所の利用者さんの中には産後3ヶ月で完母に移行したお母さんもいます。

母乳にはたくさんのメリットのあることが分かってきました。
ミルクの補足は簡単ですが、そうすることで、母乳が今より出なくなってしまうのは
本末転倒kao
工夫することで母乳分泌が増えることもあります。
1人で悩まず、まずはご相談ください。

  


Posted by しんしろ助産所 at 16:14Comments(0)こそだて