2016年02月24日
3.3 産後サポートプロジェクトって?
こんにちは しんしろ助産所です
春に向かって季節が動いているのを感じます。
暖かさや明るさもそうですが、梅の花や菜の花が咲いているのを
よく見かけるようになりました。
あと1ヶ月もしたら、近くの河津桜の並木も花が咲いてピンク色に色づくのでしょうね。
今から楽しみです
さん.さん.さんご
さて、3. 3 産後サポートプロジェクトって聞いたことがありますか?
私は、先日研修に出かけてそこできいたのが初めて
発起人は
〇ぼうだあきこ(NPO法人孫育て・ニッポン理事/ファザーリング・ジャパン理事)
〇市川香織(文京学院大学保健医療技術学部看護学科准教授/一般社団法人
産前産後ケア推進協議会代表理事/助産師)
〇安田美香(ホリプロ保育園園長) の3氏。
プロジェクトの内容は
・産後サポートの意識を 産後3週間から産後3ヶ月に延長し、
家族、企業、地域、社会で産後の家族をサポートする体制を整える
・「マタニティブルーズ」を「産後ブルーズ」にかえ、産後のママは
精神的に不安定になりやすいことを周知する
として、産後ママと赤ちゃんの笑顔が増える世界を目指して、家族、企業、地域に
「産後サポートの必要性」と「サポート期間の延長」を伝えていくそう。
周りをみると、少子化で、赤ちゃんを身近に感じたり、お世話をする機会はほとんどありません。
妊娠中に想う産後は「赤ちゃんがいて幸せいっぱい」というもの。
でも産後は、身体の節々が痛んだり、オッパイや会陰切開のあとが痛んだり、なれない授乳に
クタクタという方も少なくありません。
女性ホルモンも、思春期が高層ビルなら、出産前は世界最高峰のエベレスト(8848m)‼
それが、分娩後に急激に落ち込むのですから精神的にも不安定になります。
マタニティブルーで気持ちが沈むと感じているママは約80%もいます。
涙がとまらなかったり、イライラしたり、子育てが不安になったり・・・するのが、産後の心の特徴
なのですね。
正常なホルモン環境を整えていくには安心できる環境が必要です。
でも現状は、入院期間が短縮し、生活は忙しく、ゆっくり静養するのが難しい印象を持っています。
産後、母親が最も不安になるのは出産施設を退院してから産後3ヶ月頃まで
(H25 山梨県 新たな産後育児支援の在り方検討委員会)
産後の養生ができ、ママが一人で頑張らなくてもいい環境づくりの必要を感じます。
赤ちゃんを産んだらおしまい。というのではなく、その後の子育ても
安心してサポートがうけられるような仕組みづくりが求められていることが分かります。
この活動に賛同し、困ったときには助産所も活用していただけるよう体制を整えて参ります。
きょうのおきゃくさま
Mちゃん1才
離乳食が完了してよく食べれるように
なったそう
人懐っこくて、今は好奇心の塊?
何にでも興味があって寄っていくので
ママは目が離せないそう。
元気一杯です
明日が3ヶ月のTくん
夜、良く寝てくれるようになってきたので
助かりますってママ
3時から4時に一回起きたらもう朝まで
グッスリ眠ってくれるそう
ママ今までお疲れさまでした
これからもよろしくね