2016年10月14日

妊娠後期のつわり

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


妊娠初期につわりに苦しむ妊婦さんは多いですが、
妊娠後期になって、吐き気や胸焼けなど
つわりのような症状がでてくる方がみえます。

妊娠8ヶ月頃から始まる方が多く 
「後期つわり」 「第2のつわり」 とも言われます。

主な原因は2つ。

ひとつは、赤ちゃんの成長とともに
大きくなった子宮に胃が圧迫されるため。

胃が圧迫され、胃酸の逆流が起こりやすくなることも
ひとつの原因です。

もうひとつは、妊娠後期になると
出産に向けてホルモンバランスが変化するため
と考えられています。

「後期つわり」の対策には
胃への負担を減らすことが大切です。

●食事は1回量を減らし、回数を増やす。
●食事の時に水分を摂り過ぎない。
  (胃液が薄まり、消化が悪くなることがあるため)
●食後30分位はすぐに横にならない。
  (胃酸の逆流を防ぐため)
●お腹を締め付けないようにする。
●消化のよいものを食べる。
●よくかんで食べる。
●食後にガムを噛む。
  (唾液が分泌され、消化を助けてくれるため)


後期つわりは、臨月に入り
赤ちゃんが骨盤内に下がってくると
胃の圧迫が緩和され、症状が落ち着いてきます。

初期のつわりに比べて症状は軽いといわれますが、
下痢など吐き気以外の症状を伴う場合や
症状が強い場合にはかかりつけ医に相談しましょう。


  


Posted by しんしろ助産所 at 16:53Comments(0)こそだて