2016年11月21日

子どもの利き手はいつどうやって決まる?

こんにちは  しんしろ助産所ですhiyoko_02


2人のお子さんを子育て中のお母さんから
嬉しいコメントを頂いたので紹介します。

「いつもためになる情報をありがとうございます。
 私の家の近くにもこんな助産所があったらなぁと思います。
 これからもブログ楽しみにしています。」

ありがとうございますheart
子育てには不安や疑問がいっぱいicon10
助産所のブログが 少しでも
そんなおかあさんたちの育児のヒントになれるよう
今後も情報発信していきますね。



ところで・・・
「利き手っていつ決まるの?」
「どうやって決まるの?」

子どもが右利きか左利きか、
親にとっては成長過程で気になるところですね。

利き手が決まるのは一般的には4才頃と考えられています。

これは、アメリカの発達心理学者ゲゼル氏の研究から
「乳児期には右利きの時期、左利きの時期、両利きの時期と
何回も利き手の交代を繰り返し、4才頃になって固定してくる」
ということが分かったため。

ただ、他にも9ヶ月頃、小学生になってからなど色々な説があり
はっきりしたことは分かっていません。

利き手がどうやって決まるかについても諸説あります。

「遺伝説」・・・生まれながら決まっている
「環境説」・・・利き手が決定する前に使うことが多かった方の手が利き手になる
「胎児期に決まる説」・・・妊娠10週~12週頃、おかあさんのお腹の中で
よく指しゃぶりをしていた方の手が利き手になる
「向き癖の説」・・・生後3ヶ月未満のあかちゃんの向き癖の方向が利き手になる


「~だから右利きだったらいいな、
          ~だから左利きがいいなheart
親としてどちらかの利き手を期待することもあると思います。

できることとすれば、「環境説」を参考に
遊びや生活の中で、どちらかの手を多く使うように
自然と働きかけることぐらいでしょうか。
ただ、無理な矯正は子どもにストレスを与えてしまい、
悪影響が出ることもあります。

利き手も子どもの個性として成長を見守ってあげてくださいねflower01
  


Posted by しんしろ助産所 at 16:47Comments(0)こそだて