2018年09月05日
リステリア感染症
こんにちは しんしろ助産所です
朝晩は涼しくなってきましたが
台風一過の今日は、湿度も高く蒸し暑いお天気。
ここのところ食中毒関連のニュースもよく聞かれます。
食品の取り扱いには 引き続き注意したいですね。
妊娠中に気をつけたい食中毒の一つに
リステリア菌があります。
リステリア菌は土壌、河川、動物の腸管内などの
自然界に広く分布しており、
私たちがリステリアに汚染した食品を
摂取することにより発症します。
低温でも菌が繁殖しやすいため、
冷蔵庫にいれてあっても安心はできません。
リステリア感染症の発症頻度は稀ですが
妊娠中の感染は非妊時の17~20倍との報告があります。
妊娠中の感染で怖いのは胎内感染です。
流産や死産の原因になったり
低出生体重児、敗血症、髄膜炎などを
起こすことがあるからです。
一番の対策は加熱すること。
菌は70度以上で死滅するため
加熱することをおすすめします。
細かな対策は以下の通りです。
1.生の肉は、中心まで十分に加熱しましょう。
2.冷蔵庫でも長期間保存はしないようにしましょう。
3.生の肉にさわったら、よく手を洗いましょう。
4.包丁やまな板を使うときは、生野菜➔肉の順番で。
5.感染しやすい妊婦や高齢者は特に、ナチュラルチーズや生ハム、
スモークサーモンなどの飲食には十分注意しましょう。
6.生野菜は丁寧によく洗いましょう。
リステリア症は早期に診断できれば治療できます。
症状としては、下痢・発熱・頭痛・筋肉痛が現れます。
潜伏期間は短く、数日です。
妊娠中に感染した場合にも、
速やかに抗生物質で管理することで
胎児や新生児の感染を防ぐことができるため、
疑わしい症状があったり、感染の可能性がある場合は
速やかに医療機関に受診しましょう。

朝晩は涼しくなってきましたが
台風一過の今日は、湿度も高く蒸し暑いお天気。
ここのところ食中毒関連のニュースもよく聞かれます。
食品の取り扱いには 引き続き注意したいですね。
妊娠中に気をつけたい食中毒の一つに
リステリア菌があります。
リステリア菌は土壌、河川、動物の腸管内などの
自然界に広く分布しており、
私たちがリステリアに汚染した食品を
摂取することにより発症します。
低温でも菌が繁殖しやすいため、
冷蔵庫にいれてあっても安心はできません。
リステリア感染症の発症頻度は稀ですが
妊娠中の感染は非妊時の17~20倍との報告があります。
妊娠中の感染で怖いのは胎内感染です。
流産や死産の原因になったり
低出生体重児、敗血症、髄膜炎などを
起こすことがあるからです。
一番の対策は加熱すること。
菌は70度以上で死滅するため
加熱することをおすすめします。
細かな対策は以下の通りです。
1.生の肉は、中心まで十分に加熱しましょう。
2.冷蔵庫でも長期間保存はしないようにしましょう。
3.生の肉にさわったら、よく手を洗いましょう。
4.包丁やまな板を使うときは、生野菜➔肉の順番で。
5.感染しやすい妊婦や高齢者は特に、ナチュラルチーズや生ハム、
スモークサーモンなどの飲食には十分注意しましょう。
6.生野菜は丁寧によく洗いましょう。
リステリア症は早期に診断できれば治療できます。
症状としては、下痢・発熱・頭痛・筋肉痛が現れます。
潜伏期間は短く、数日です。
妊娠中に感染した場合にも、
速やかに抗生物質で管理することで
胎児や新生児の感染を防ぐことができるため、
疑わしい症状があったり、感染の可能性がある場合は
速やかに医療機関に受診しましょう。