2019年08月07日

断乳中に乳腺炎になることはある?

こんにちは  しんしろ助産所ですhiyoko_02


断乳を考えているママの中には
断乳をして乳腺炎になることはある?
と心配される方がみえます。

乳腺炎は、
母乳が乳腺内に溜まって起こるうっ滞性乳腺炎と
乳頭の傷やうっ滞性乳腺炎が原因となって
細菌感染を起こす化膿性乳腺炎があります。

断乳をすれば、母乳を排出せず溜めるため
確かにその可能性はないとはいえません。

断乳を開始するとおっぱいが張り始めますが
張りの程度はそれまでの授乳状況などにより
人それぞれ違います。
断乳前にまだ授乳回数が多く、分泌が多い状態から
急ブレーキをかける場合には
張りも強くなり、乳腺炎のリスクも高くなりがち。

断乳を計画する時は、できるなら
徐々に授乳回数が減ってから行った方が
ママもお子さんも負担が少ないといえますね。

おっぱいの張りは断乳開始の翌日から3日目位が
ピークであることが多いですが、
おっぱいが張ってつらい時は
冷却シートやハンカチなどで包んだ保冷剤で
気持ちよい程度に乳房を冷やしたり、
圧抜き程度に少量搾乳しましょう。

すっきりするまで搾乳してしまうと
また新たに母乳が作られてしまうので
搾りすぎには注意が必要です。

もし、おっぱいに赤みがあって痛い、
高い熱が出るなどの症状が見られた場合は
医療機関を受診しましょう。

断乳時の母乳ケアは
施設によって方法も違いますので
断乳前に相談しておくといいかもしれません。

断乳する際は、もしものときのことも考えて
医療機関がやっている時を選ぶと安心ですねflower01

  


Posted by しんしろ助産所 at 15:16Comments(0)おっぱい

ロゴ

新規登録 | ログイン | ヘルプ
 [PR] 【どすごいラジオ】毎週火曜日10:30~11:00オンエア!