2021年01月08日

利き手

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02



小さなこどもの中には、スプーンを左手に持っていたり、
ペンを左手で握っていたりすることがあります。
もしかして左利き?? と思うことも・・・

実際いつくらいに利き手が分かるのでしょうか?


利き手とは、左右の手のうち良く使う手のことを言います。
お箸、ペン、はさみ等々、多くの動作を右で行うのであれば右利き、
左で行えば左利きとなります。
ただ、箸は左だけど、ペンは右などの両利きの人もいます。
その多くは発達途中に矯正されて
両方の手を使い分けているようですicon12


一般的に右利きの人は左脳(記憶や言語認識をつかさどる機能)が発達し、
左利きの人は右脳(直観やひらめきをつかさどる機能)が発達する特徴があります。

人の利き手は右利きが80~90%、左利きが10%~20%といわれます。
人間に右利きが多いのは諸説ありますが、
剣と盾で戦っていた時代に心臓に近い左手で盾を持っていて、
右手で剣を持ち戦っていたからという説もあります。

日本でも文字を書く時は右利きの方が有利な気がします。
また、ハサミや電卓、マウスなども
右手で操作しやすい設計になっていますね。


こどもの利き手が決まるのは4歳ごろというのが一般的でしたが、
今ではもっと早い時期に決まるという可能性もあるとかicon
ママのお腹にいる胎児の指しゃぶりが
右手か左手かでも決まっているのでは❓
等々研究されていますが、決定的なことはまだわかっていません。

幼いころは、利き手がわからず両手を使っていることも多いので、
その子の状況をゆっくり見守っていくことが必要です。


今では左利き専用のものも数多く出てきました。
聞き手は個性の一つともいわれます。
親が右利きだと治したい気持ちはわかりますが、
無理に矯正しなくても大丈夫です。


こどもの成長を見守りながら、
その子に合わせた対応をしていきましょう。



  


Posted by しんしろ助産所 at 16:05Comments(0)こそだて