2013年06月14日

食中毒にご注意

こんにちは しんしろ助産所です


今日は 朝から晴れ間がでて 一段と蒸し暑い 1日の始まりでしたね。
icon01が隠れて 今にも雨の降りそうな雲行きになっても ジメジメとした
蒸し暑さは変わらず・・・icon10

今日のような蒸し暑い日が続くと心配になるのが “食中毒” です。


食中毒の主な原因は 「細菌」 と 「ウイルス」 ですが、6月~8月頃の夏場には
湿気を好む 「細菌」 が原因となる食中毒が多くなります。


細菌が発育する条件は3つあります。

「栄養icon28」 ・・・ ヒトにとって栄養となる食品は細菌にとっても栄養となります。
         調理器具類についた食品の残渣や汚れも同様です。

「水分icon11」 ・・・ 細菌は、食品中の水分を利用して増殖します。
         水分含量50%以下では発育しにくく、20%以下では発育できません。

「温度icon01」 ・・・ ほとんどの細菌は、10~60℃で増殖し、36~37℃前後で最もよく発育します。


この3つの条件をふまえて、細菌による食中毒を予防するポイントが3つあります。

icon「細菌をつけない」 ・・・ 食材に細菌を 「つけない」 ように、食材や手指、調理器具を清潔に
                保ちましょう。
                
                

   ○こまめに手洗いをする。
   ○包丁やまな板は 肉や魚、野菜など、食材ごとに使い分けるか、使用の都度、きれいに洗う。
   ○ふきんやまな板、包丁などの調理器具は漂白剤や熱湯で定期的に消毒する。

icon「細菌を増やさない」・・・  細菌の多くは高温多湿な環境で、時間の経過とともに増殖します。
                   素早く かつ 低温 で細菌を 「増やさない」 ようにしましょう。

   ○食材の購入後は できるだけ早く冷蔵庫に入れる。 時間がかかる時は、保冷剤や
    保冷バックを活用する。
   ○冷蔵庫詰めすぎに注意する。
   ○解凍は冷蔵庫内で行うか、電子レンジを使い、室温で行わない。
   ○早めに食べる。

icon「細菌をやっつける」・・・  ほとんどの細菌は加熱によって死滅します。
                  細菌を 「やっつける」 対策として最も効果的なのは加熱です。

   ○肉や魚はもちろん、野菜なども加熱して食べると安全。
    目安は中心部の温度が75度で1分以上加熱する。
   ○残った食品の温め直しも十分に加熱する。


食欲の低下しやすい季節ですが、安全においしく きちんと3食食べて 体力を落とさないように
気をつけましょうね。

 

flower6月12日の記事 「お父さんの存在」 にコメントを頂いたので追記させていただきました。
  コメントありがとうございました。
  
 
  


Posted by しんしろ助産所 at 16:48Comments(0)健康