2014年06月17日

誕生日に想うこと

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


今日は娘の誕生日。
子どもたちはみんな いくつになっても
自分が産まれた時の話を 楽しそうに聞いてきます。

昨夜は
 「そろそろお腹が痛くなってきた時間だよ。」
 「すごいスピード出産だったから、
       先生から『ロケット出産だね』 って言われたよ。」
そんな話をしました。


今朝、
「お誕生日おめでとう!」
とみんなで声をかけていると 下の娘が
「おねえちゃんは 今日産まれてきただけじゃん。
       本当のおめでとうは 頑張ったおかあさんじゃん!」
と言ったので少し驚きました。





私も自分が子どもを授かってみて 改めて感じたのは 
誕生日は 「本当は親に感謝する日」 なのではないか
ということ。

当然のように自分が主役として誕生日を祝ってもらい、
プレゼントをもらっていましたが、
産み・育ててくれた両親がいたからこそ
今があるということを 出産を通して感じたからです。

母にそのことを伝えると
「『無事にここまで育ってくれて ありがとう』
おかあさんは毎年そう思っているよ。
だからやっぱり 『おめでとう』 なんだよ」
と言われました。





「赤ちゃんはね、狭い産道をいのちがけで通ってくるんだよ。
大人が同じように通ったとしたら、ストレスで死んでしまうんだって。
だから 『がんばったね、ようこそ!おめでとう』 なんだよ。

それに昔、子どもは幼いうちに死んでしまうことが多くて
 『7歳までは神様からの預かりもの』 っていわれていたんだって。
だから誕生日は 『おめでとう』 なんだよ。」

私も娘に母と同じようなことを言っていました。

子どもの誕生日を迎えるごとに
母の言葉が深く響いてきます。




flower01おすすめ絵本flower01

 


 あやちゃんの誕生日が近づき、
 おかあさんが産まれた日の話をしてくれます。

 赤ちゃんの誕生を待ちわびる家族の様子と
 誕生の喜びが伝わってくる絵本です。


  

 

  


Posted by しんしろ助産所 at 17:00Comments(0)その他