2014年06月23日

入眠儀式

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


3歳以下の乳幼児を対象とした、
世界16カ国およそ3万人の睡眠調査によると、
日本を含むアジアの子どもは 欧米の子どもに比べて
就寝時間が遅く、睡眠時間が少ないそうです。

ちなみに最も就寝時間の早いニュージーランドでは
平均就寝時間は19:28。
日本は21時過ぎ。
合計睡眠時間も11時間37分で、
調査した国の中では一番短かったそうです。

睡眠不足は成長の遅れや、肥満、
集中力低下にもつながるため 注意が必要です。


ただ、いざ部屋を暗くして布団に入っても、
なかなか眠ってくれない手ごわい子どももいますよね。

そんな時は「入眠儀式」を定着させると便利です。
特にむずかしく考えず、「こうすると寝る時間」ということを、
身体に馴染ませてあげることで 次第にすんなりと眠る習慣ができてきます。


代表的なものは以下の通りです。

マッサージ : 服の上からやさしく身体をさすってあげることで
          子どもは安心します。
子守唄 : ゆったりとしたメロディのものを選び、いつも同じ歌を
        うたってあげると、より習慣化されますね。
背中をトントン : 定番中の定番。歌に合わせてもいいですね。
絵本を読む : あまり興奮しないような落ち着いた内容にしましょう。
          昔、「ねないこだれだ」を読んでもらい、眠れなくなったことがありますicon10
おやすみツアー : 家の人、物などに「おやすみ」を言って回ることで、
             子どもが寝る時間を理解するようになります。


我が家の入眠儀式は「絵本を読むこと」でした。
ただ、「1冊だけ」と決めて約束を実行しないと、
次々リクエストされるのでなかなか眠ることができませんkao

また、親が決めたわけではない
子ども独自の入眠儀式もあります。
「一緒に寝ているおかあさんの皮膚をつまむ」
(子どもの爪は薄いので、意外と痛いのですkao
「耳たぶを触る」などが代表的なもの。

いずれにせよ、おかあさんが 「寝かそう 寝かそう」とあせると
眠ってくれないものです。
ゆったりとおおらかな気持ちになることが大切ですね。
「寝かしつけたら あれをして、これをして・・・」
と考えていたのに、気づいたら朝・・・ ということは覚悟しましょうicon
  


Posted by しんしろ助産所 at 14:28Comments(0)こそだて