2014年08月05日

授乳のためのデバイス(補助器具)

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


赤ちゃんが生まれて授乳がスタートしたのに、
乳房の伸展が乏しくて
赤ちゃんが上手く吸えなかったり、
母乳分泌が少なかったり、
赤ちゃんの吸啜が弱かったり・・・
出産前に思い描いていたような授乳ができず、辛くなってしまったことはありませんか。

そんな時に、デバイス(母乳育児を手助けする器具)を使うと上手くいくことがあります。
一般的に使われているデバイスは、
補足用:コップ、スプーン、シリンジやスポイト、SNS(ナーシングサプリメンター)、哺乳瓶
その他:搾乳器、ニップルシールド、ブレストシェル、乳頭吸引器   など

最近では、赤ちゃんが飲むように吸引圧がかえられる搾乳器や、吸わないとでない
乳首もでてきました。
ニップルシールドにもさまざまな種類があります。

直接、赤ちゃんが母乳を飲みとれないとき、さまざまなデバイスのどれを使ったら
上手く赤ちゃんが母乳を飲みとれるようになるか・・・
助産所では授乳状況をみながら、体重測定をして、母乳が上手く飲みとれる方法を
試していきます。

母乳は赤ちゃんがお母さんのオッパイを吸わないと作られません。
母乳分泌が少ないと来所され、オッパイを吸いながら補足のできるSNS(ナーシング
サプリメンター)を使って、離乳食が始まる時期まで混合栄養ができた方もいます。

母乳育児は初めの1、2ヶ月が大切です。
適切に授乳できるのに、やたらデバイスを使うのは問題ですが、
デバイスを使って授乳が上手くいくこともあります。

母乳育児に困ったとき、いろいろなデバイスの中から自分に合ったものを使って
みるのも母乳育児が継続できるきっかけになるかもしれませんね。

       

          SNS               搾乳器         スポイト/ニップルシールド
           <助産所には画像の他にもいろいろなデバイスが揃っています>

  


Posted by しんしろ助産所 at 16:49Comments(0)おっぱい