2014年08月27日
お箸はいつから?
こんにちは しんしろ助産所です
赤ちゃんから子どもへと成長していく過程では、
心身の発達とともに日常生活においても
少しづつ自立していきます。
ごはんを食べるのもそのひとつ。
食べさせてもらう ⇒ 手づかみで食べる
⇒ スプーンやフォークを使って食べる ⇒ 箸を使って食べる
というように発達していきます。
2~3歳ころになると、
周りのお友達のなかに箸が使えるようになる子が出てきたり、
市販の子ども用の箸に「○歳~」と表示されているのを見て、
そろそろ箸を使えるようにしないといけないのかなぁ・・
と心配になってしまうお母さんもみえるかもしれません。
でも、焦らないでくださいね。
箸を使うのにはそれなりの手や指先の発達が必要です。
もちろん個人差もあります。
まず、お箸を持たせる前にスプーンの持ち方を見てみましょう。
初めはスプーンの柄を上から握っている状態だと思います。
これをお箸へ移行する準備段階として、
スプーンの柄を下から支えるように促してみましょう。
次に、鉛筆を持つように握れるようになるとお箸への移行が
スムーズになります。
ただ、無理強いは禁物です。
お箸を持つのが嫌になってしまったり、
楽しいはずの食事の時間がつらいものになってしまいます。
食事以外の遊びの中にも準備できることはたくさんあります。
鉛筆やクレヨンでお絵かきや紙飛行機を飛ばして遊ぶことも
練習になります。
お母さんのイライラは子どもに伝わります。
年齢だけで判断せず、その子のペースに合わせながら
ゆっくり見守ってあげてくださいね