2014年09月09日
離乳食と母乳
こんにちは しんしろ助産所です
離乳食は赤ちゃんの食べる準備ができた、生後半年頃からスタートします。
スプーンなどを口に持っていっても、舌で押し出さない
支えがあれば一人でおすわりができる
歯がはえはじめる等、ものをかむ準備ができている
自分で食べ物を口にもっていく
頻回に授乳してもまだ欲しがる・・・などがその準備状態。
そのころになると、大人が食べるのをみて、食べたそうに口をもぐもぐしたり、
よだれを垂らしたりなんとなく赤ちゃんが食べたそうにしているのが伝わっ
てきます。
離乳食はそんな、あかちゃんの食べたい気持ちを大切にして進めたいものです。
ただ離乳食を始めても、赤ちゃんは一度にいろいろお腹一杯食べれるわけ
ではありません。
母乳は離乳食が始まってからも大事な栄養源です。
離乳食が進んでも、母乳は赤ちゃんが欲しがるだけあげましょう。
赤ちゃんが安心して満足することで、食欲も増進します。
中には、離乳食が進まず、母乳ばかり飲んでいるからかしら・・・
と、心配して相談にみえるおかあさんもみえます。
ただ、離乳食の進む進まないは、授乳の回数や量とはあまり関係がないと
いわれており、離乳食の開始や進め方を見直すのがよいようです。
食事は本来楽しいもの。
赤ちゃんがまだ、離乳食を欲していないのに、時期になったからと初めても
ストレスです。
おかあさんの気持ちを赤ちゃんは感じます。
母乳はたくさん飲ませて大丈夫。
そんな時はいったん中断して、赤ちゃんの食べる意欲がでてくるのを待ちましょう。