2014年09月30日

卒乳

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


子どもが1才を過ぎるころになると

“ 授乳を続けていていいのかなぁ・・・”と、悩むおかあさんがいるかも知れません。


かつては、

1才頃になると母乳は水と同じで栄養がなくなるとか

いつまでも母乳をあげているとむし歯になるといわれ1才の断乳は普通でしたが、

今では、それも根拠のないことが分かってきました。


母乳は “1才になったから止めさせる”ものから

“子どもが自然に卒業していく” ものと考えられるようになりました。

おかあさんだけが決めるのではなく、あかちゃんが決めるということですね。


ただ、職場復帰やその他の事情もあるので、一概にはいえませんが

母子ともに納得できる卒乳を迎えたいものです。


おかあさんに抱かれて母乳を飲むことは、お子さんにとって心地よい、安心な時間。

甘えたり、癒されたり、母乳を飲みながら楽しみます。

なのに、母乳だけでなく、生まれてからずっと一緒にいたおかあさんと離れて過ごす生活は

子どもにとっても大変なストレス!

いきなり生活をチェンジすることは大変難しいことです。


職場復帰されるお母さんは、復帰にあわせ、お子さんへの言いきかせや授乳回数を意図的

に減らしていきましょう。

遊び相手になったり、散歩に行ったりして、子どもの気持ちが授乳からそれるようにかかわる

と回数が減らせます。

日中は仕事に出かけても、自宅に帰ってからは授乳を続けていく方法もあります。


栄養だけでなく、心も育んでくれた母乳育児の終え方も考えてみましょう。





  



Posted by しんしろ助産所 at 16:06Comments(0)おっぱい