2015年04月22日

妊娠中の体重コントロール

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02



妊娠すると体重が増えまますが、増えすぎへの注意は浸透してきましたね。
しかし、増えすぎだけでなく、今では増えなさすぎの妊婦さんが問題になっています。
日本は先進国の中で最も妊婦の栄養状態が悪い国とも言われています。
20代女性ではやせ型女性が急増しており、4人に1人がやせ型。
満足に食事をしないでいると、身体に必要な栄養素も十分に取れず、その状態で妊娠すると
赤ちゃんの発育にも影響を及ぼします。

2500g以下で出生する赤ちゃんを低出生体重児といいますが、1970年代では5.5%だったのが、
2007年には9.6%にもなっています。
ママに十分な栄養が行き渡っていないと、おなかの赤ちゃんも栄養不足になり体重も増えません。
また、胎児期や新生児期の栄養不足は生活習慣病を引き起こす素因iconとも言われています。
赤ちゃんが生まれてからも、母乳を出すためには、
ママの栄養不足はおおきな問題。

妊婦さんそれぞれの体型に応じた体重のコントロールが必要です。
バランスよく、3食をきちんと食べ、規則正しい生活が、健康な赤ちゃんとママへの第1歩icon

まずは
・自分の体格指数(BMI)を確認
 BMI値   妊娠前の体重[    ]kg ÷ 身長[   ]m ÷ 身長[   ]m

・自分の体格に合わせた体重増加の確認
 BMI 18.5未満(やせ)・・・・・・・・・・・・・・妊娠中の推奨増加量  9~12kg(0.3~0.5kg/週)
 BMI 18.5以上25.0未満(ふつう)・・・・・妊娠中の推奨増加量  7~12kg(0.3~0.5kg/週)
 BMI 25.0以上(肥満)・・・・・・・・・・・・・・妊娠中の推奨増加量  個別対応
(厚生労働省 妊産婦のための食生活指針より)
                                           をチェックしてみましょう。

それぞれの病院や産院での指導をもとに元気な赤ちゃんが出産できるよう
適切な体重コントロールをしていきましょうねheart

 

  


Posted by しんしろ助産所 at 17:15Comments(0)お産