2015年11月06日

子どもの立ちあい出産

こんにちは  しんしろ助産所ですhiyoko_02


厚生労働省の調査(2011年)によると、
日本では経膣分娩された方の約6割が「夫の立ちあい出産」で、
5年前に比べ約2割増えているそうです。

聖隷三方原病院、院内助産所のオープンシステムを利用するしんしろ助産所でも
出産時には、産婦さんが“一緒にいて欲しい”と思う人に
立ち会ってもらうことができます。

夫をはじめ、子どもや両親、姉妹、友人など人数に制限はありません。

その中で、子どもの立ちあいについて迷われる方が多くみえます。

「怖がってしまったらどうしようicon
「赤ちゃんが産まれるまでいい子でいられるかなicon
「子どもが側にいると気が散ってしまうかもicon
「お母さんが痛がっているところを見せるのはどうなのかなicon
                  
自分は立ちあわせたくても、お子さんの反応や気持ちを思いやると
悩ましくなる気持ちもわかります。

今まで出産に立ち会ったお子さんたちの様子を見ていると・・・

いつもと違う雰囲気に泣けてしまう子もいれば、
お母さんの様子が気になりながらもおもちゃで遊んで紛らわす子
「がんばれ~」と声をかけたり、うちわで仰いで応援してくれる子
生まれるまでに時間がかかると途中でぐずったり、眠ってしまう子もいます。

お子さんが出産に立ちあったお母さん達に伺ったところでは、
子どもがいて気になったという方は少数で、
側にいてくれたので気がまぎれた、子どもがいるから頑張れたicon22という方が多いよう
に感じます。

弟や妹の誕生は上のお子にさんにとっても一大事!
赤ちゃんが生まれたから、自動的にお兄ちゃん、お姉ちゃんになれるわけ
ではありません。
でも、大好きなお母さんが大変な思いをして赤ちゃんが生まれたことは
わかるのでしょうねheart
出産を終えて、初めてお母さんと離れて帰るお子さん達はぐずたっりもせず、
ご家族と元気に帰って行かれます。

妊娠中からお腹の赤ちゃんや出産をイメージできるように関わったり、
助産師や助産所にも慣れていただいたことも良かったのかも知れません。

子どもの立ちあいはご家族でよく話しあい、立ちあうと決めた時には、お子さんも
出産に参加できるようにするといいですね。
そうして来るべき「新しいいのちの誕生」に備えましょうキラキラ


  


Posted by しんしろ助産所 at 16:48Comments(0)お産