2015年11月20日

酸蝕歯って( 'ω')?

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


助産所が開設して5年目になりました。
しんしろ助産所は新城市が開設している助産所です。

開設当初から、お産に限らず、多くの皆さんが気軽に入ることのできる
施設を目指して様々な活動をしています。
お陰さまで、多くの方に助産所を知っていただけるようになりました。

ただ “こんな施設があったなんて 全然知らなかった・・・”
とお越しになる方も結構おみえです。

 “助産所のことをまだ知らない” という方がみえたら是非お連れください。
図書館や保健センター、市民病院ともちょっと違う公共施設icon
女性のライフサイクル全般にわたって助産師が対応します。


ところで、“酸蝕歯”ってご存知ですか。
歯周病や虫歯予防はしっかりされるようになりましたが、
最近では、購入飲料やレモンなどに含まれている酸で歯が溶けてしまう“酸蝕歯”
になる人が増えているそうです。

虫歯の場合、原因は虫歯菌の出す酸。
できるのも、歯垢のたまりやすい場所にできます。
一方、酸蝕歯は歯の表面のエナメル質が酸の影響で溶けてくるもの。

エナメル質が溶け出すと、歯が欠けたり、黄ばんだり、知覚過敏をひき
おこしたりします。
原因が飲食物に含まれる酸なので、気を付けないといつの間にか
口の中全体が侵されてしまうようなことにもなりかねません。

虫歯の場合、口内のphが5.5以下の飲食物で歯が溶け始めるのだそう。

酸蝕歯になるphはまだ分かっていないそうですが、5.5を下回るような食品は
注意したいものです。ある調査では、みかんやコーラ、スポーツドリンクが5.5を
下回っていたそうです。
摂取の仕方もあるので、こうした食品を取ることが即、酸蝕歯につながる
わけではありませんが、酸性度の高い飲み物をダラダラ飲んだり、食べたり
するのはお勧めできません。
妊娠している方では、つわりの時などに気をつけたいものです。

長時間歯を酸にさらさないことが一番の予防につながります。
飲み物を飲む時にストローを使って飲むと歯との接触が少なくできます。
ガムを噛んでも、唾液の分泌が促され効果があるそう。
他に、酸性食品を食べたり飲んだりしたあとに、水や家庭で沸かしたお茶を飲む
のも効果的。

生活スタイルが変わって、食べ物やペットボトルで飲み物を手軽に
飲食できる時代ですが、酸の影響で歯を傷めることがないよう予防に努めましょう。


  


Posted by しんしろ助産所 at 17:26Comments(0)健康