2016年04月28日
妊娠線の予防
こんにちは しんしろ助産所です
妊娠して日々大きくなるお腹、胎動を感じ、赤ちゃんと会える日を待つ毎日ですね
ふと鏡でお腹をみて、下の方になんか薄赤い線のようなものが…と
驚かれる方がいるかもしれません。
これは妊娠線といって、おなかだけでなく、乳房や太ももなどにできる場合もあります。
妊娠線は皮膚の内側の真皮や皮下組織に亀裂が入ってしまう線のこと。
急激に大きくなるお腹に対して皮膚の伸びがついてゆけずにおこります。
断裂したところから毛細血管が透けて見え、赤紫色の線状班が現れます。
妊娠線が出る部位は人それぞれ、稲妻のようだったり、
スイカの縞々模様の様だったり・・・
妊婦さんの約7割くらいにできるといわれています。
妊娠線を最小限にとどめるための予防法として
1.急激な体重増加を避ける
妊娠期間中の体重管理を行ない、ゆっくりと体重を増やしていくようにする
12kg以上の体重増加は、妊娠線リスクも上がる
2.適度な運動
体重管理と安産に向けてウォーキングなどの運動を行ない、
脂肪が付きにくい身体をつくる
3.保湿ケア
乾燥を避け、肌にうるおいを与えるよう保湿する
妊娠早期からクリームやオイルなどでマッサージ
4.お風呂で血行促進
皮膚の血行を促し、肌に水分を取り入れる
などがいわれています。
ただ、ケアをしたからといって妊娠線を完全に予防できるものでもありません。
いったんできた妊娠線は完全に消えることはありませんが、産後徐々に
目立たなくなります。
急激な体重増加に気をつけ、保湿ケアをよく行いましょう。