2016年12月14日

赤ちゃんの睡眠パターン

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


生まれて間もない頃の赤ちゃんのお世話は
まだ生活リズムができていないため
毎日が手探りの状態です。

なのに夕方から深夜にかけて
おっぱいを飲ませても おむつを替えても
何をしても なかなか泣きやまない・眠ってくれない・・・
そんな経験はありませんか?

実はそれは赤ちゃんにとってはごく自然なこと。
赤ちゃんの睡眠パターンは
月齢によって変化しているんです。


<在胎28週~生後8週頃>

・赤ちゃんの体内時計は一般的に夜型で
 覚醒時間は16:00~3:00頃。

一番忙しく、眠い時間。
こんな時間に眠ってくれないと 「どうして・・・kao
とママも泣きたくなってしまいますね。
でも 「そういえば、妊娠中もこの時間に良く動いたな・・・」
と思う方も多いのではないでしょうか?

<生後3~4ヵ月>
・ようやく通常の 昼中心のパターンとなり
 夜間に6~7時間続けて眠る子も。

ママもグッと楽になる頃ですね。
でも、授乳時間が開いて
おっぱいが張りすぎることもあるので
そんな時は起こして吸ってもらいましょう。

<生後6~8ヵ月>

・それまで良く寝ていた乳児は
 また夜に起きるようになる。
 それは 母親への帰属意識が強くなり
 寝ぼけると母親を求めるようになるため。

夜起きる=おっぱいが足りない と思い、
ミルクを足す方もみえますが
そうではないことがほとんどです。
「大好きなお母さんは ちゃんとそばにいる?」
そんな気持ちで目を覚まし、
確認すると安心して眠りはじめます。


例外はもちろんありますが
赤ちゃんは機械ではないので
心身の成長に伴って いろいろな時期がありますね。


先日赤ちゃんを出産したばかりのママに
「妊娠28週から生後8週までは
夜型になることが多いので、
昼に上手に休みながら乗り越えてね」
と伝えました。

すると 「初めから睡眠パターンを聞いていたので
『みんなこんな感じか・・・。私だけじゃない。』
と思ったら あまり苦痛ではありません。」
という言葉が聞かれました。

忙しい時間帯や夜中になかなか寝てくれないと
イライラしたり、辛くなってしまうかもしれません。
でも、赤ちゃんの特徴・成長ととらえ、
赤ちゃんに合わせた生活を送りながら
乗り切っていきましょうflower01  


Posted by しんしろ助産所 at 16:54Comments(0)こそだて