2017年02月06日
母乳育児と育児日誌
こんにちは しんしろ助産所です
明日からはまた寒さが厳しくなるよう
寒いばかりが理由にはなりませんが、感染情報によれば
1医療機関当たりのインフルエンザの患者数が、1月23~29日の1週間で
前の週の28.66人から39.41人と急増!愛知は54.68人
患者数は今後も増えるようで
ワクチンを接種しているからといっても安心できない状況です。
手洗いやマスクをして予防に努めましょうね
さて、母乳で育てたいと思っていても、
哺乳後に赤ちゃんが泣いたり、授乳回数が頻回だったりすると
母乳が足りないのではないかと心配になりますね。
最近では1ヶ月健診までに、2週間健診や母乳相談が
行なわれる施設が増え、不安や心配も軽減されているように
感じています。
ただ、助産所に母乳相談にこられる方の中には
まだまだ、補足のしすぎや、反対に哺乳量が不足している
赤ちゃんもいます。
こうした相談や健診で持参していただけるとありがたいのは育児日誌。
育児日誌をみれば、哺乳や補足量、排泄の状況がよく分かります。
母乳育児が上手くいっているかどうか、授乳回数を増やす場合には
どの時間帯に増やせるだろうか…など具体的な提案もできます。
母乳の飲ませ方や赤ちゃんの抱き方は
実際にみせていただかないと分かりませんが、一日の様子は
育児日誌がとても役に立ちます。
寝返りやつかまり立ちができた等の成長発達の記録と同様に
母乳育児をすすめていく上では、生後間もない頃からの授乳の記録が
大切です。
赤ちゃんがうまれ、夜間授乳も始まって生活が大きく変わり
大変な時期ですが、育児日誌をつけて健診や相談に活用しましょう。