2017年06月23日
妊娠と歯周病予防
こんにちは しんしろ助産所です
歯周病があると歯茎から出血したり、腫れたりといった
口腔内だけの影響にに留まらず、血管を通して炎症物質が
全身に影響する(脳梗塞や心筋梗塞、糖尿病などといった
疾患を引き起こす)ことが分かっています。
妊娠は病気ではありませんが、やはり歯周病があると
早産や低体重児出産のリスクが高まります。
低体重児ではなんと7.5倍!
これは喫煙や高齢出産、アルコールをはるかに上回ります。
歯周病と低体重児早産

歯周病は治療や予防ができます。
つわりで食生活が不規則になったり、歯磨きが上手くできない時期もありますが
そのままにしておくと進行して後になって後悔しないとも限りません。
母子手帳には歯科健診の助成券がついています。
働いていると、なかなか自分の歯に治療やケアにまで時間が取りにくい方も
みえるでしょうが、なるべく安定期(妊娠16週~妊娠27週)には健診票を上手く使って
歯科衛生に気をつけましょう。