2017年07月11日
搾乳器は必要?
こんにちは しんしろ助産所です
毎日暑い日が続いています。
梅雨の晴れ間はお天気が良くても湿度も高くて
早くカラッとした夏になってほしいですね。
熱中症も急増しているようです。
喉が渇かなくても水分はこまめに取って、疲れをためないように
気をつけましょう。
さて、出産施設で搾乳器を使ったことのあるママは多いと思います。
母乳が上手く飲みとれない時期や授乳中に乳頭の痛みなどのオッパイ
トラブルの時など、母乳の分泌量を減らさないために使うものです。
最近は電動タイプのものも出回るようになって
どちらがいいか迷ってしまうという相談もお受けします。
母乳の出方や何のために使うかにもよると思うのですが、
電動タイプの方が手動タイプにくらべ、ハンドル操作がないだけ
楽に、短時間で母乳を搾乳できるように感じています。
手で搾乳するのがよいと考えられていた頃もありますが、
コツをつかんでもらうまでに時間がかかったり、腱鞘炎や肩こり、頭痛
に悩まされるママもいて難しいようです。
長く続ける必要がある場合は、手と搾乳器を組み合わせて行うと
良いのではないでしょうか。
母乳をたまったままにしておくと、母乳を作らないように働く
FIL(乳汁産生抑制因子)の濃度が高まり、母乳分泌量が減ってきて
しまいます。
助産所にはWポンプの搾乳器やシングルの手動、電動の搾乳器
などがあり、使い勝手を試すこともできます。
手で絞る方法も助産師ができるようサポートしています。
母乳で育てたいと思っていても、母乳分泌量が少ない、赤ちゃんと
上手くタイミングが合わない、飲みとってもらえない、搾乳器の使い方が
分からないなど困ったときには、簡単にあきらめたりせず
助産所もご利用くださいね。