2019年07月12日

幼保無償化

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


今年の10月から幼児教育・保育の無償化の実施がはじまります。
幼保無償化は幼稚園や認定こども園の教育費、保育園の保育料が
補助される国の施策で、子育て世帯には嬉しい制度iconです。

無償化というものの、すべての教育費が無料になるわけではなく、
こどもの年齢や通園施設により、助成金額に上限が設定されています。
また、実費で徴収される金額(食材費や行事費など)は必要です。


幼保無償化の背景には、
1.高額な教育費が少子化の原因の一つになっている
2.子育て世代の教育費負担を減らすことで
 どこの家庭の子どもにも質の高い教育を受けさせることができる
3.2019年10月の消費税増税による税収の半分を国民に還元する
ことがあります。


3~5才児の場合は、全世帯が無償化の対象となりますが、
0~2才児は条件に合う一部世帯のみとなります。

3~5才児で幼稚園や認定こども園に通っている場合は
月額25700円を上限の助成
(保護者の就労状況により預かり保育を含め
37000円上限の助成可能な場合もあり)
保育園の場合は、月額37000円上限の助成となります。

公立や私立で教育費に開きがあることで
完全な無償化にならない場合もありますが
助成があることで歓迎される声が多いです。

しかし、
「消費税の増税に伴い支出の増加が心配icon10
「幼稚園や保育園だけではなく小学校や学童保育にも使ってほしい!」
「無償化と言っても完全な無償化じゃない」
「無償化により今まで希望しなかった人が増えて待機児童になったら心配icon10
「こどもの年代だけでなく、もっと幅広く助成をしてほしい」
等の意見もあります。

すべての年代の方から支持される制度は難しいのかもしれませんkao
少子高齢化が叫ばれる現在、子育て世代の環境を変えていく必要もあります。
国民の生の声を聞きながら、明るい未来へ向かって、
制度を改善していってほしいと願いますheart
  


Posted by しんしろ助産所 at 16:11Comments(0)こそだて